「目標設定」について、私はずいぶん長い間、誤解をしていました。

目標を設定しては達成することができずに、「失敗した」「またできなかった」とぼやくのを繰り返す。

そのうち「結局、目標なんか立てたところで、どうせできないんだったら意味がないじゃないか」と思うようになりました。

今思えば、学習性無力感に襲われていたのかもしれません。

参考:やる気が出ないのは学習性無力感かも?実例と克服のヒント

そして、目標を立てることをやめてしまったんです。

ああ、今の自分から、当時の自分に言ってやりたいことがあります。

目標を立てる理由

目標通りにいかないなら意味がない?

5年前の自分よ、お前は何のために目標が必要か知っているのか?

お前は、目標を立てても、その通りにいくことなんてないと思っている。だから、そんな目標には意味がないと思っている。

ああ。それが誤解なんだ。

目標というのは、失敗をするために必要なものなんだ。

何を言っているか分からないって? 分かった。もう少し詳しく説明しよう。

お前は、目標を立てて、それを達成することで夢に近づくことができると思っている。もちろん、それができるなら、文句なく素晴らしいことだ。

ただ、問題はここだ。「目標通りにいかなかったからと言って、意味がないのか?」

もしまったく意味がないなら、5年前の自分よ、お前の言うことは正しい。

でも、実際は違う。

「目標も立てず何もしなかった」と、「目標は立てても上手くいかなかった」は同じなのか。

失敗を収穫するために目標を立てる

そんなわけはない。

お前は、目標を設定することで、それに辿りつけないという「失敗」をすることができた。

その失敗が最大の収穫なんだ。

失敗は、一回や二回では、単なる失敗にすぎない。

また、同じ失敗を何度もくり返すのでは、確かに意味は薄い。

失敗の積み重ねで「正しい道」が見えてくる

でも、少しずつやり方を変えながら、試行錯誤をしながら、失敗を20回、30回と重ねていくとどうだろう。

そうすると、だんだん「これじゃ上手くいかない」って方法が消去法で消えていって、上手くいくやり方が見えてくる。

それがコツと呼ばれるもんだ。

しかも、本やウェブでは手に入らない「自分の性格に最もフィットしたやり方」だ。

目標設定は、「やってもできないから意味がない」じゃない。

「失敗することで、上手くいく方法を発見するきっかけになる」から、価値がある。

だから、失敗にこそ意味がある。

そう思ったら、どうせ失敗するからといって目標を立てないのは、もったいないことじゃないか?

具体的な目標の立て方

今回は、「5年前の自分に言いたいこと」として、目標設定について勘違いしていたことを書いてみました。

なお、具体的な目標設定の方法は、こちらの記事にまとめていますのでご興味があればあわせてお読みください。

【参考】成功する目標設定の5ステップ-立て方から進捗管理まで