言葉遣いというのは、自分で思っている以上に、影響が大きいと言います。

繰り返し使っている言葉は、自己暗示として自分に影響を与える、と。

そのことを知ってから、言葉遣いには気を使うようにしています。

と言っても、ポジティブなことを言うのであれば、あまり問題にならないでしょう。

気をつけているのは、ネガティブなことを言うときです。

 

「今は」できない

私は、基本的に「できない」と言わないようにしています。

とは言っても、どうしても、他の人に「できません」と伝えなければいけないこともありますよね。

特に、自分の能力が足りなかったり、経験が足りなかったりして、「できません」と言わなければいけないようなケース。

そういうとき、私は単純に「できません」と言うのではなく「今は、できません」と言うようにしています。

「今は」の部分に少し力を込めて。声にはしませんが、心のなかで「今はできないけど、そのうちできるようになるからな!」という気持ちを込めて。

たった3文字「今は」とつけ足して、心のなかで「まだまだ成長できる」と唱えるだけの、ささいな工夫です。

 

成長すると信じることで成長できる

もともとどうして、こんなことをやり始めたかと言えば、この本がきっかけでした。

この本のなかに、こんな研究が紹介されています。

自分が持っている能力を信じること以上に重要なのは、その能力をいまよりさらに向上させられると信じることである。スタンフォード大学の心理学者キャロル・デュエックがこの理論を実証した研究は、これまでで最も説得力がある。(中略)デュエックは、人は「固定したマインドセット」を持つ者と「成長のマインドセット」を持つ者に分かれるという。「固定したマインドセット」の持ち主は、自分の能力はもともと決まっていると考え、「成長のマインドセット」の持ち主は、努力によって自分の基本的な能力を伸ばせると信じている。(中略)デュイックは同僚との共同研究で、中学一年生三七三人を対象に、「固定」と「成長」のどちらのマインドセットを持っているかを調べるテストを行った。それから子どもたちの学業成績を、その後二年間にわたって追跡した。子どもたちのマインドセットは、次の学年に上がる頃には、数学の成績に大きな影響を及ぼしていた。「固定」との子どもたちの平均点がほとんど変化しなかったのに対し、「成長」の子どもたちは、平均点が上昇の軌道を描いた。(p108-109)

一言で言えば、「自分が成長すると信じている人は、成長できる。成長できないと思っている人は、成長しない」ということです。

これを読んで以来、「成長のマインドセット」を持つためにはどうしたらいいかと考えて、思いついた工夫の一つが、これです。単に「できない」と言うのではなく「今はできない」と言うことで、「今はできなくても、まだまだ成長していける」と考えるようにしたんです。

始めるのに、何の苦労も準備も要らない簡単な工夫ですが、私はとても気に入っていて、ずっと続けています。騙されたと思って、一度お試しください。

スポンサードリンク

【コーチングについてのご案内】

コーチングについて、ご興味のある方はこちらまで

新規のコーチングの受付状況

・6月:残0名

・7月:残2名

なお、その他のお問い合わせはこちらのフォームからどうぞ!