こんにちはー。萩貴史です。
「時間ができたら、英語を勉強しよう」
「お金が余ったら、貯金しよう」
…なんて言いながら、一週間、一ヶ月そのまんま。
何回繰り返したでしょう。
数えるのも嫌になります。
その時は、本気で「いつか余裕ができる」って思ってたんです。
けど、いつまで経ってもやってこない。
そうしたら、その答えをとある本で見つけたんです。
パーキンソンの法則
その本というのは、こちら。
もう絶版になってしまっているので、中古でしか手に入りませんが。
この本で提唱されているパーキンソンの法則は、
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
身も蓋もない言い方をすれば、
時間もお金もあるだけキッチリ使い切る。「あまる」なんてない。
です。
見に覚えがありすぎて、思わず笑ってしまいました。
じゃあ、どうすればいいでしょう?
「あまる」のを期待せずに、せいぜい「予約」しておくしかありません。
時間を予約する
他の人と約束をする前に、仕事のスケジュールを入れる前に、自分との約束をスケジュールに入れ込んでおきます。
自分の未来の時間を予約するわけです。
コツは、「パターン化しておく」こと。
一回時間を予約したら、他の予定が入りそうになっても、「すみません、そこは先約があって…」と言えないといけません。
そのためには、分かりやすい形で、自分の時間を予約しておくほうがいいです。
例えば、「毎日21:00~21:30は自分のための時間」
「毎週火曜日の午前中は自分のための時間」といったように。
どんな形でもいいんですが、「毎日」や「毎週」とパターン化したほうが、覚えておきやすいですよね。
お金を予約する
お金も予約しておきましょう。
「あまっている10,000円」のまま置いておくと確実に消えてしまいます。
あまってる10,000円じゃなくて、「予約済みのお金」に変えちゃいましょう。
例えば、「洗濯機を買い換えるための積立金10,000円」にする。
「子どものクリスマスプレゼントのための10,000円」でもいいでしょう。
とにかく「あまってる」じゃなくて、用途を決めてしまう(=予約する)
用途を決めたら、封筒に取り分けたり、銀行の口座を別にしたりして、物理的にも分けておきましょう。
そうすれば、「いつの間にか消えてなくなっている」は防げます。
まとめ
ほんとう、「余っている」って厄介です。
心のなかで「余っているもの」ってラベルを貼った瞬間に、時間もお金も、扱い方が雑になってしまうんですよね。
自分の時間も、お金も大切に使いたい。
だから、僕はなるべく「あまっている」を作らないようにしているんです。