強み発見テスト、ストレングスファインダー。

受けると、34の資質のうち、自分が持っている上位5つを教えてくれます。

参考:強みが分からない?なら悩むよりストレングスファインダー!

ただ、5つの資質は分かったものの、その結果をどう解釈して活かせばいいんでしょう。

受けたはいいけれど、けっこう「ふーん」で終わってしまうことってありませんか?

今回は、ストレングスファインダーの結果を読み解いて、活かすヒントを5つご紹介します。

ストレングス・ファインダーの結果を活かすヒント

  • 強みではなくて資質である
  • 資質が「強み」として現れた局面を振り返る
  • 持っていない資質はあきらめる
  • 4つの資質分類を知る
  • プロのプロファイリングを見て、資質の掛け合わせを読み解く

強みではなくて資質である

まず大前提として、ストレングス・ファインダーで診断できるのは、「資質」です。

便宜上、ストレングスファインダーは「強み診断テスト」と呼ばれたりします。

が、厳密に言うと、診断できるのは「強み」ではなく「資質」です。

なので、持っている資質が「強み」として現れる局面もあれば、同じ資質が「弱み」として出てしまう局面もあります。

また、状況だけでなく、相手によっても変わります。

「強み」「弱み」というのは、絶対的なものではありません。

一つの資質がプラスに出ているときに、それを「強み」と呼び、マイナスに出ているときに「弱み」と呼ぶ。

同じ資質が、状況依存、相手依存でどちらにもなるんです。

資質が、強みにも弱みにもなる

例えば、私の上位にある資質「責任感」。

「言ったことを守り通したい」資質なので、普段なら信頼できるって言ってもらうことが多いです。

これは責任感のプラス面。

ただ、弱みになるときもあります。

例えば、約束したことは守りたいので、できるかどうか分からないことを引き受けるのがすごく嫌。

また、状況がコロコロ変わって臨機応変に対応しなければいけないような局面だと、ものすごくストレスを感じます。自分が言ったことをコロコロ変えないといけないのがしんどくなるんです。

ただ、それは強みが空回りしているだけなのに、本人は「これは自分の悪いクセだ」とマイナス面だけを見ていることがあります。

いったん自分にしているマイナス評価をストップ!

「あ、これが自分の資質なんだな」って受け止めてみる。

資質の活用は、自分の資質を「いい」「悪い」を抜きにして特徴として受け止めるところからスタートです。

自分の資質が「強み」として出た局面を振り返る

相手次第、状況次第だとしたら、次に出てくる疑問はこうです。

  • どんな状況なら自分の強みが活きるのか
  • 逆に、どんなシチュエーションになると空回りしてしまうのか

どんな状況で自分の資質がプラスになるか自覚できれば、今度は、同じような状況を自分の意志で選んでいくことができます。

もちろん、強みが活かせる環境ばかり選ぶのは難しくても、主体的に「選ぼう」と思っているのと、来たものをそのまま受け入れるのとでは全然違う。

「強みが活かせる環境」というのが抽象的で分かりにくければ、自分が楽しみながらできたこと、ワクワクしたシチュエーションを思い出してみてください。

そのとき、上位にある資質でフル回転していたものがきっとあるはず。

  • 何にワクワクしたのか
  • 自分の上位資質は何か

これを突き合わせていくと、「あ、こういうシチュエーションのとき、この資質が活躍してワクワクするんだな」と自分を読み解くことができるはずです。

例えば、私は信頼できる人と将来のことを語るのが大好きなんですが、上位にある「親密性」と「未来志向」が両方刺激されるからなんだろうなぁと思います。

持っていない資質はあきらめる

一方、持っていない資質もあります。

その資質については、きっぱり諦める。

諦めるっていうのは、「いい」「悪い」っていう善悪や、「すごい」「ダメ」っていう勝ち負けを持ち込まずに、淡々と自分の役割じゃない、と認めること。

例えば、私の一番持っていない資質(34資質中34位)は回復志向です。

回復志向というのは、「問題を解決したい」資質と言われます。

私にとっては「問題が起きた状態を普通に戻す」のはまったく楽しくない。「俺、なんでこんなことやってんだろう」って気持ちになります。

それを、「いや、そこにやる気が起きないのはダメだ」なんて言っても誰も幸せになりません。

持っていない資質については、素直に「それは自分の役割ではない」と割り切る。

私にはまったく楽しくないその局面も、回復志向持ちの人にとってはワクワクするシチュエーションなので、その人にお任せする。

資質は、「いい」「悪い」ではなくて「特徴」です。

みんな同じくらいの身長で、同じくらいの体重で、普通に会話しているから「同じ」に見えてしまいますが、内実はゾウがいて、ゴリラがいて、キリンがいて、サルがいるくらい、全然違う生き物。

ゾウはサルを見習って手先を器用にするべきだ!なんて言う人はいません。

ゾウは手先を器用にするより、鼻を使いこなしたほうがいい。

持っていない資質に「いい」「悪い」「すごい」「ダメだ」を持ち込まずに「自分はゾウなんだ」とさっぱり受け入れちゃうとラクになります。

4つの資質群分類を知る

ストレングスファインダーでは、全部で34の資質がありますが、おおまかに以下の4つに分類することができます。

  • 実行力
  • 影響力
  • 人間関係構築力
  • 戦略的思考力

これはストレングス・ファインダーの続編『ストレングス・リーダーシップ』に登場する分類です。

実行力に該当する資質がきわだっているリーダーは、物事を成し遂げる方法というものを知っている。何かを解決する必要があるとき、根気強く努力してやり遂げてくれるのがこの人たちだ。(中略)

影響力で統率するリーダーは、チームの言い分をより広く外部に知らしめようとする。(中略)

人間関係構築力で統率するリーダーは、チームをまとめる、なくてはならない存在だ。(中略)

戦略的思考力を備えたリーダーは、あらゆる可能性に目を向けさせる。また、たえず情報を取り入れ、分析し、チームがよりよい決断を下せるよう協力を惜しまない。(『ストレングス・リーダーシップ』p33)

各資質が、どれに属するかは以下の通り。

実行力 アレンジ、回復志向、規律性、公平性、慎重さ、信念、責任感、達成欲、目標志向
影響力 活発性、競争性、コミュニケーション、最上志向、自我、自己確信、社交性、指令性
人間関係構築力 運命思考、共感性、個別化、親密性、成長促進、調和性、適応性、包含、ポジティブ
戦略的思考 学習欲、原点思考、収集心、戦略性、着想、内省、分析思考、未来志向

自分の上位資質を見たときに、どこかに偏っていることがあります。

例えば5つの上位資質中、人間関係構築系の資質が3つあったら、「自分はチームの中で、関係を円滑にする役割をしたらいいんだな」って意識してみるのもアリでしょう。

資質の掛け合わせを学ぶ

ストレングス・ファインダーの本では、「この資質はどういう特徴があるのか」は書いてあります。

けれど、複数の資質の掛けあわせにはあまり触れられていません。

例えば、私であれば「未来志向」がどんな資質なのかは本を読めば書いてあります。

が、「未来志向×戦略性」で掛けあわせたときに、どんな思考パターン、行動パターンが出やすいのかは直接書いていません。

そんなとき私がとっても参考になったのが、ストレグスコーチ、森川里美さん(@coachmorikawa)のツイッターでした。

例えば、こんな感じ。

最近はツイートされていませんが、過去の分だけでもかなりの量があります。

これを読んでいくだけで、いくつかの資質の組み合わせが、どういう思考、行動パターンを生むのか、どんな強みにつながるのかヒントを得られるはずです。

まとめ

以上、ストレングス・ファインダーの資質診断を活用するためのヒントでした。

資質が活かせるかどうかは、結局、環境や相手とのかけ算次第。

自分の資質が活きるシチュエーションを自覚して、そういう環境を積極的に選んでいきたいですね!

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