6/18の広島ぶろがー会は、一味違いました。
プロコーチの大下千恵さん(通称よーんさん/@yawn_c)をお招きして、ニヤニヤが止まらない!とウワサの野望の会を開催したんです。
すでに東京、大阪、福岡等で何度も開催され、次回、名古屋は募集をかけて即日満席になってしまうほどの人気っぷり。
ウワサに違わぬ、めちゃくちゃ楽しいイベントでした!
当日の様子をレポートしましょう!
野望の会とは
野望の会と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょう?
なにせ「野望」ですからね。
俺はこうするんだー!みたいなグイグイ攻める人が、”10年後に達成したいこと”なんかを熱く語りあうイメージでしょうか。
うーん、もしそんな集いだったら自分も行きたくないなぁ(笑)
実際の野望の会は、全然そんな感じではありません。
「野望」はあくまで題材。
だから、どんな野望だっていいんです。
どんなに小さくてもいいし、逆に実現可能性なんて全然ないような突拍子のないものだっていい。
絶対に否定されない場で、野望を話してみることで、「そのままのあなたで、こんなにも魅力を持ってるんだよ」「こんなエネルギーをあなたから感じたよ!」と認めてもらえる場。
それが野望の会なんです。
野望の会の流れ
まず、4人で1グループを作ります。
このとき、なるべくお互いを知らない人同士で組むほうがベター。
- まず1人が3分間、野望を語る(他の3人は聴くのに徹する)
- 野望を聴いた3人は、「自分が感じたもの」を50枚ほどのカードから選ぶ(何枚も選んでOK)
- カードを選んだ3人が、そのカードを選んだ理由を野望を語った本人に伝える(このパートが一番長い。12分ほど)
この流れを4人分繰り返します。
野望の会で使っているカードは、EFカード(エナジーフィーリングカード)と呼ばれるもので、「リーダーシップ」「癒やし」「ユニーク」「堅実」など、50種類ほどプラスの言葉が書かれているカード。
ちなみに、私が語った野望に対して選んだもらったカードはこちら。
こうやってカードを選んでもらって、どうしてこのカードを選んだのかを12分間、聴き続けます。
いや、もうなんだか褒められっぱなしの気分で、自然に顔がニヤけてくるんです。
良かったこと、感じたこと、学んだこと
上記のようなフィードバックを受けられるだけでも、すごく楽しいし、「自分ってこんなふうに見えるんだ」って学びにもなります。
けれど、野望の会で学んだことはもっともっと多かった。
私が参加してみて良かったこと、感じたこと、学んだことを整理すると以下のようになります。
- やりたいこと、野望に向き合える
- 言葉にすると野望はパワーを持つ
- 初対面で3分しか話していないのに「伝わる」
- 自分の中の「辞退癖」に気づける
やりたいこと、野望に向き合える
まず、野望の会に参加しようって決めるだけで、自分のやりたいこと、好きなことって何だろうなぁと考え始めます。
なにせ野望を話す会ですから。
ただ、事前に決まった野望が出てこなくても全然大丈夫。
野望を考えて、おっかなびっくりでも自分の言葉で話してみるっていうのが、すごく大事なことだなぁと。
普段、やりたいことを考える時間って実はそんなに多くない。
「これをやらないといけない」って、やるべきことで心も頭も覆い尽くされてしまうから。
野望の会に参加するって決めるだけで、やりたいことにきちんと向き合うきっかけをもらえます。
言葉にすると野望はパワーを持つ
おっかなびっくりでも野望を言葉にして外に出すと、途端にその野望はパワーを持ち始めます。
「夢は人に宣言すると叶う」「書き出すと叶う」ってよく言われますよね。
きれいな言葉にならなくてもいい。
頭のなかでぼんやり考えているうちは、その野望は「未遂」で終わることがほとんど。
けれど、いったん外に出した野望は、自分を突き動かし始めたり、協力してくれる人を呼んできたり、と途端にパワフルになる。
あ、もとはといえば広島ぶろがー会も”小さな野望”を語り合ったのがきっかけで生まれました。
ちょうど一年前。
「広島にリアルなイベント作りたいですよね」って、今の主催者が5分くらい話をしたのがスタートです。
なので実体験として、野望を言葉にしてみるパワーはすごく実感しています。
初対面で3分しか話していないのに「伝わる」
実際に野望を話してカードを選ぶワークをやってみて、すごーく思ったのは「人の感じ取る力ってすごい!」。
私の座ったテーブルは、全員が初対面。
相手について知っていることは何もない。野望を3分聴いただけ。
たったそれだけでカードを選ばないといけない。
けれど、いざ自分が野望を語るターンになって、同じテーブルの人が選んでくれたカードは「確かに自分だ」と思えるものばかり。
しかも、野望を全然上手に話せなかった、伝えられなかった…と思っても何にも問題ないんです。
力んで伝えようとしなくても、勝手に伝わってる。
言葉だけじゃなくて、話し方、姿、表情、ジェスチャー。
だから、言葉で伝えるの苦手だから…と思っても大丈夫。
野望の会のサブタイトルは、「魅力だだ漏れ」です。
いや、これはぜひ体感していただきたい。
魅力だだ漏れってこういうことか!と。
あなたが、その場にいて、自分の言葉で話すだけで、魅力はだだ漏れなんです。
同じテーブルの人がきちんとキャッチしてくれます。
自分の中の「辞退癖」に気づける
野望の会には、一つだけ大事なルールがあります。
「恐縮厳禁」というルールが。
相手からフィードバックをもらったときに否定したり遠慮したり、「いや、自分はそんな…」と言うのは禁止。
このルールがすんごい良いんです。
なんか、みんなすごいギコチナイんですけどね。
「こんなに褒められていいのかなぁ」みたいなドギマギした感じになります。
褒められたら謙遜するっていうのが染み付いているんでしょうね。
けど、野望の会では恐縮禁止です。
褒められっぱなし、言われっぱなしできちんと受け取るのがルール。
そうすると、自然とニヤニヤして口角が上がってきたり、顔が真っ赤になる人もいたりして。
普段、私たちは、マイナスの言葉をものっすごく敏感に受け取ります。
よく効果音で「グサッ」って言いますよね。そう、刺さるんです。
けど、褒められたら謙遜して辞退しちゃう。
「いやいやいや、そんなことないです」って。
褒め言葉が刺さるなんてまずない。
よく考えたらバランス的におかしなことなんですけど、あまりに自然にやっていて「クセ」になっているので、自分の中に辞退癖があるのを自覚しにくいんですよね。
野望の会は、自分の中にある辞退癖、遠慮癖に気づかせてくれます。
私も今回、参加して「いやー辞退癖まだまだ残ってるわー」と感じました。もっと遠慮なく受け取れるようになろうーって。
私の野望
今回、参加するにあたってどんな野望を話そうかなぁと考えました。
けれど、何回考えても結局原点に戻ってきました。
参考:私の夢は「あなたと出会って自分の可能性に気づけた」という言葉を聞くこと
コーチになりたい、と野望をお話しました。
理由は説明できないんですが、人の強みや魅力を本人にフィードバックするのがとにかく楽しい。
今回も、自分がフィードバックをもらって嬉しかったのもあるんですが、それ以上に他の人にフィードバックを返すのが楽しくてたまらない。
特に、フィードバックをもらった人がニヤけてきて、だんだん口角が上がっていくあたり。
はぎさん、こっち見過ぎですよ!とか初対面の人に突っ込まれたりしましたけど…いや見ますよ!
それ、大好物ですから!(笑)
もう最高に楽しかった。
やっぱりコーチになりたいなぁと改めて自分の”野望”を確認した時間でもありました。
というわけで、野望の会はむちゃくちゃ楽しくて幸せな気分になれると同時に、いろんな学びをくれたイベントになりました。
よーんさん、ご参加いただいた皆さん、改めてありがとうございました!
次回の広島ぶろがー会
次回の広島ぶろがー会は、7/23(土)の13:00-15:30を予定しています。
広島ぶろがー会ちょうど一周年。
というわけで、お楽しみパーティ(ライトニングトークコンテスト付き)の予定です。
また詳しくは主催のブログで告知しますので、お楽しみに!
ご参加いただいた方のレポートはこちら
主催の一人、イチさんのレポート
今回、イチさんはテーブルが違ったので詳しい様子は分かりませんが、EFカードにイチさんの人柄がとっても現れているなーと思いました。
イチさんは、もともと聞き上手ですが、きっと今回のことでますます磨きがかかっていくんだろうなぁと勝手に思っていたり。
人の話を聞くってこんなに楽しいことだったんだ!野望の会in広島を開催しました!
Kyrieさんのレポート
広島ぶろがー会にご参加いただくのは2回目のKyrieさんのレポート。
Kyrieさんの自分を抑えていない全開モード、見たかったな(笑)
言語化する。はっきりさせる。語彙を増やす。イタコ化を抑えてる。/ 野望の会 IN 広島 FEAT.広ぶろ~ねぇねぇ、その野望出しときんちゃいや。編[広島ぶろがー会]
かずのこさんのレポート
今回、初めて参加してくださったかずのこさんのレポート。
かずのこさんは、私と同じテーブルだったんですが、ニヤニヤしすぎててめっちゃ面白かった。
ごめんなさい、すっごい楽しませてもらいました!(笑)