すぐやる人が最強。

もっともです。

けれど、実際には「すぐやる人」に憧れつつ「自分は腰が重いなぁ。行動力がないなぁ」と感じる人も多いでしょう。

私もその一人。

今でも「もともとフットワークが軽い人」には敵いません。

が、すぐやる人に憧れ続け「対自分比ですぐやる率が上がった」のは間違いありません。

そこで、慎重派の人が、「すぐやる率を上げるためのコツ」を7つまとめてみましょう。

「心がけが全てだ。やればいいだけ」と言ってしまえばそれまでなんですが、ちょっと乱暴すぎる。

大切なのは分かっているのに腰が上がらないのには、それなりの理由と対策があるはずです。

すぐやる人になるための7つのヒント

  • 「やるべきことに追われる」から抜け出す
  • こだわるべきは「終わらせる」より「始める」
  • 損してもいいお金を積み立てる
  • 新しい選択肢を選ぶのを楽しむ
  • 「失敗したらどうしよう」と向き合う自信の持ち方
  • すぐにやれば失敗はリカバリーできる
  • 「最初に手を挙げる」影響力を知る

「やるべきことに追われる」を抜け出す

まずは、自由な時間を確保すること。

すぐに実行できない、先送りしてしまう最たる原因の一つは「面倒くさい」ですが、そう感じる理由は「余裕がない」から。

今やっていることで手一杯、やるべきタスクに追い立てられているのに、さらに新しいことをすぐにやろう、なんて無謀な話です。

とはいえ「暇じゃなければダメだ」という話ではありません。

現に忙しい人でも、すぐにやる人はたくさんいます。

「やることが多いか、少ないか」の問題よりも、やるべきことに追われているのか、自分の意志でタスクをコントロールしているのか、の違いのほうが大きい。

なので、まずは自分がタスクをコントロールしている感覚を得ること。タスクに追いかけられて、常に焦っているような状態から抜け出すことです。

私の場合にはタスク管理がこれを手助けしてくれました。

参考:やりたいことをやるためのタスク管理5原則!10年のタスク管理体験から学んだエッセンス

「終わらせる」より「始める」にこだわる

タスクをコントロールする感覚といっても、現にやることが多い中では、まとまった時間を取ることは難しいでしょう。

では、忙しくてもすぐにやる人は何をしているのか。

実は、「すぐやる人」というのは「すぐに始める人」のこと。

「すぐに終わらせる人」ではないんです。

この違いがすごく重要。

「終わらせよう」と思うと、なかなか腰が上がりません。

「これを終わらせるためには、まとまった時間が必要だ」なんて考えしまう。

けれど、まとまった時間なんてそうそう取れずに「時間ができたときに」と先送り。

すぐやる人は、すぐ始める人。

不思議なもので、一度手をつけるとタスクは自然と進み始めるんです。

「どんなに小さくても手を付ける」ことに、ものすごく大きな意味があります。

損してもいいお金を積み立てる

また、時間と同じくらい影響するのがお金。

支出が発生しないものなら、タスク管理のコツだけでも「すぐやる率」は上がります。

けれど、個人的な目標にはお金が必要になるケースも多い。

実は、「お金を大切にすればするほど行動力は下がっていく」というのが私の意見です。

お金を大事だと思えば思うほど「損失回避」が強く働くようになります。

損したくない。

大事なお金を無駄に失いたくない。

だから調べる。

「失敗しないかどうか。上手くいきそうか。それだけのリターンがありそうか」

けれど、実際にはどんなに調べても、失敗しない保障なんてありません。

やってみないと分からないのが本当のところ。

分からないと、やっぱり踏み出せない。

「他の人がやってから」「誰かの意見を聞いてから」

こうなると、すぐやる人とは程遠い状態です。

とはいえ逆に「どんどん損しましょう!」と言っても、納得しづらいでしょう。

だから、私のおすすめは収入の一部を「すぐやる積立金」として積み立てておくこと。

やってみたいけどお金を理由にやるかどうか迷うことが出たら、この「すぐやる積立金」を使ってすぐにやってしまいます。

このお金を使うときは、リターンがあるかどうかなんて考えない。

この積み立てを作るだけで、「すぐやる」の強敵「事前にあれこれお金の心配をしてしまう」をかなり減らすことができます。

新しい選択肢を選ぶ習慣

また、お金に関することでもう一つおすすめしたいのは、日頃から新しい選択肢を選んでみる習慣をつけること。

できれば損したくないという気持ちが、誰にでもあります。

けれど、損失回避があまり強くなってくると、安全牌ばかりを選ぶようになります。

今までやって上手くいったこと、一度行って美味しかったお店、外れない選択肢ばかりを選ぶ。

いつのまにか損しないように損しないように行動しているんですね。

だから、普段からちょっとだけ習慣づけておくんです。

「損してもいいから、面白そうなことをやってみる」の練習として。

「失敗したらどうしよう」と向き合う自信の持ち方

すぐやる人になるためには自信も大切。

すぐにやるを邪魔するのは「不安」です。

始める前に「上手く出来るかなぁ」と考え始めて手がつかなくなってしまう。

もちろん、不安を感じるのは当然のことなんです。

そのとき、いわゆるポジティブシンキングのように「絶対できるから大丈夫」と言い聞かせるような自信の持ち方はおすすめしません。

だって失敗は必ず起こります。

「絶対できる」なんて、すぐにウソになってしまう。

それよりも、もっと確率的な考えで割りきったほうがいいと思います。

私にこれを教えてくれたのは『仕事は楽しいかね?』に出てくるこの一節。

問題は、才能のあるなしでもなければ、勤勉かどうかってことでもない。コイン投げの達人じゃないってことなんだ。(中略)頭にたたき込んでおいてほしい。何度となく”表”を出すコインの投げ手は、何度となく投げているのだということを。(p50)

すぐやる人になるには「成功するのは能力があるから、失敗するのは能力が足りないから」と考えないほうがいい。

たくさんコインを投げたら、表は出る。それを他の人が見て成功って呼ぶだけ。

失敗しても投げ続けていればそのうち表は出る。だから失敗しても投げ続ければいいだけ。

「失敗しても、投げ続けていれば大丈夫」この自信が必要なんです。

すぐにやれば失敗はリカバリーできる

もし失敗したとしても、すぐにやれば失敗をリカバリーできる期間が長くなります。

だって、誰よりも早く失敗しているんだから。

まだ他の人がコイン投げをスタートしていない段階で、コインを投げ始めているわけです。

心の余裕もあります。

逆に、手をつけるのが遅くなればなるほど時間の余裕は消えていく。

短期間で仕上げないといけなくなる。失敗できなくなる。

実はすぐに手をつけるほうが、失敗してもリカバリーする余裕があって気楽なんです。

「最初に手を挙げる」影響力

すぐにやる効果、最初に手を上げる影響力を、知識として知っておくことも効果があります。

私がいつも思い出すのは、『成功が約束される選択の法則』に登場するこのエピソード。

ポジティブなメッセージを人に聞いてほしいと思ったら、一番いい方法は誰よりも大きな声で主張することではない。誰よりも先に言うことである。2009年カリフォルニア大学バークレー校のキャメロン・アンダーソンとギャヴァン・キルダフは、興味深い実験を行って「先に発言することの力」を実証した。(中略)信じられないことだが、グループが最終的に出した答えはその94パーセントが、最初に発言した学生が主張した答えだった。その学生は、第三者から見ても社会的影響力があると思えたし、リーダーはいないとわかっているチームメートもまたそう感じたわけだ。(p269)

これを思い出すたびに「すぐやることは、それだけで価値を生む」と思い出すんです。

まとめ

以上、すぐやる人に変わるための7つのコツでした。

最初の2つは、時間の使い方に関係するものです。

  • 「やるべきことに追われる」をぬけ出す
  • こだわるべきは「終わらせる」より「始める」

次の2つは、お金を失いたくない、損したくないを乗り越えるヒントです。

  • 損してもいいお金を積み立てる
  • 新しい選択肢を選ぶ習慣

次の2つは、不安を乗り越えるためのヒントになっています。

  • 「失敗したらどうしよう」と向き合う自信の持ち方
  • すぐにやれば、失敗をリカバリーできる

最後の一つは、すぐにやる効果を挙げたものです。

  • 「最初に手を挙げる」影響力を知る

すぐにやるのか、後でやるのか、これも習慣に近くて、ほとんど癖のようなもの。

いきなり劇的に変えることは難しいかもしれませんが、自分比でだんだん「すぐやる人」に近づいていくことは確実にできます。

今回のヒントが「ちょっとでも行動力を上げたいなぁ」と思っている人のヒントになりますように。

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