ブログ「No Second Life」の主宰者であり、プロブロガーである立花岳志さんの著書「サラリーマンだけが知らない好きなことだけして食っていく29の方法」を先日、読み終えました。

正直なところ、「もう少し早く読んだらよかったな。どうして今まで手に取らなかったんだろう」と軽く後悔しました。

タイトルの通り、好きなことをして生きていく29のポイントを一つひとつ解説する形になっているんですが、むしろ私は、それぞれのポイントというより、その中で「一貫して流れているメッセージ」のようなものを強烈に感じ、読んでいる間ずっと、そのメッセージを考えていました。

いや、メッセージというよりも、「問いかけ」と言ったほうが正確かもしれません。

 

結局、あなたはどう生きたいのか?

内容を少し読めば、すぐに分かりますが、この本は「サラリーマンは窮屈だ。フリーランスを目指そう」というようなテーマではありません。

「サラリーマンにはサラリーマンのいいところがあるし、フリーにはフリーのいいところがある。サラリーマンで活躍する人もいれば、フリーのほうが活躍できる人もいる。いろんな生き方ができる時代の中で、あなたはどう生きたいんですか?」

この「あなたはどう生きたいのか?」というのが、私が読みながらずっと感じていた「問いかけ」です。

他人にどう思われるか、何と言われるかを気にするのではなく、自分の「思い」をしっかり認識し、その思いに一致した行動をとり続ける。それが、「自由な生き方」の第一歩となるのです(p31)

「自由な生き方」を目指すのであれば、まずは、「自分がどういう生き方を望んでいるのか」を確認するところから始まります。

自分がどんな生き方を望んでいて、今の生き方は、それに合致しているのか。

これは、スタート点に立つような段階だと思いますが、これが「簡単のように見えて、全然そうじゃない」というのを感じていました。

どうしても「他の人がなんて言うか」ということが頭をよぎります。

「そういったことを一切抜きにして、純粋に自分がどうしたいのかを軸にして、考えていくほうがいい」というのは頭では分かりますが、実際には、なかなかできないでいました。

そうした問題意識を持っていたからか、読み進めていくなかで、次の一節が特に印象に残りました。

僕自身、会社を退職することを決めたときには、実にたくさんの人からアドバイスをいただきました。そして、そのアドバイスは面白いほど2つに分かれていました。サラリーマンの友だちや上司には、「失敗する」「どうやって食べていくつもりだ」「もう会社員には戻れないんだぞ」という言葉を掛けられました。いっぽうで、すでに独立していたり会社を経営している友人たちは全員、僕の決断を応援し、「やりたいようにやりなさい」「絶対うまくいく」と祝福してくれたのです(p40)

この一節を読んだとき、素直に「なるほどな」と思えました。

今まで、「人の言うことを気にしても仕方ない」と頭だけで考えていたのが、ストンと腹にまで落ちた気がしました。

「今までどうして、そんなに人の言うことを気にしていたんだろう」と不思議にさえなってきました。

確かに、他の人の意見もいろいろあるし、環境も万全なわけないけれど、それが「自分の望む生き方を押し殺す理由」には到底ならない。

もし自分が他の人の意見を気にしたり、環境が整わないのを理由に、やりたいことを諦めて、ただ毎日を過ごすだけだったらどうなるか。

群れのなかにいるあなたが連れていってもらえる場所は、あなたが行きたい場所ではなく、リーダーが行きたい場所なのです。なにも考えないというラクな選択の代償は、「あなた自身の人生を放棄する」という、とてつもなく大きく致命的なものだと気づきましょう(p78)

そうだ。

人から賛成されることもあれば、反対されることもある。

他の人の意見を聴くことは大切だと思うけれど、どんなに大切だと言ったって、自分の人生よりも大切なわけはない。

自分が決めなければ、流されるだけだ。逆に、決めてさえしまえば、望んでいる生き方に必ず近づいていける。

読み終えたあとには、スッキリしたような清々しいような気分でした。

 

読書にもかかわらず、「自己限定という名前の思い込みを外して、ふっと背中を押してくれる」、そんなセミナーを受けた後のような、不思議な感覚になりました。

「このままでいいんだろうか」「なんとか違う道を開けないだろうか」と悩んでいる方には、オススメの一冊です。

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