部屋にあるものが全部お気に入りのモノ。

文字で書くと「いいよねー」って思うぐらいですが、実際にその環境で生活ができると、本当に冗談じゃないくらい気持ちいい。

少し前に、『人生がときめく片づけの魔法』実践録を書きながら大掃除を実行して、好きなモノだけに囲まれる生活にかなり近づきました。

今では、3ヶ月に一度「小掃除」をして、好きなものに囲まれる生活を維持しています。

僕がテキストにした『人生がときめく片づけの魔法』の基本メッセージは、

「好きなものに囲まれる生活をしよう。ときめかないものは捨ててしまって、ときめくもの、本当にお気に入りのものを大切にしよう」。

すごくいい本なんですが、「ときめくものは残す。ときめかないものは捨てる」って基準、ちょっと曖昧ですよね。

「ときめきって何だ!?」って。

今回は、好きなものだけに囲まれて気持ちのいい毎日を送るヒントを「ときめき」と違う言葉で説明してみましょう。

好きなモノに囲まれる生活へのヒント

  1. モノの価値は「体験」にある
  2. 買った値段を基準にしない
  3. 人の意見を基準にしない

モノの価値は「体験」にある

そもそも、ものの価値ってどこにあるんでしょうか。

僕たちは、「便利だから」とか「好きだから」とか様々な理由でものを買います。

ただ、根っこにあるのは「もっと幸せな生活をしたい」のはずです。

だから、モノ自体に価値があるというより、そのモノを使うことで幸せな気持ちになれるから価値があるんです。

例えば、典型的なところでは宝石なんかが分かりやすいですね。

身につけることで幸せな気持ちになれる人にとっては、宝石は価値があります。

けれど、興味がない人にとっては「高いだけの石」だったりします。

モノの価値は、「使ったときに自分が感じるしあわせ感」にある。

そう思ったら、そもそも使われないモノ、使ってもあまり幸せじゃないモノって何のために持っているんだろう?

そんな「何のために持っているのかよく分からないモノ」を整理して、好きなモノだけに囲まれる幸せな生活を始めませんか?

これが、『人生がときめく片づけの魔法』にずっと流れているメッセージです。

だからこそ、自分が好きなもの、ときめくものを残す。

そうじゃないものを捨てる。

この「ときめくかどうか」が分かりにくいなら、逆に考えてみましょう。

「ときめきを基準にする」というのは、逆に「何を基準にしない」ことなんでしょう。

買った値段を基準にしない

まずは、買った値段を基準にしない。

モノの価値は、使ったときに得られるしあわせ感、でした。

そこには、いくらで買ったかは全然関係ないんですね。

昔の自分はいいと思って買ったものでも、今の自分がしあわせ感を感じられないなら、それはすでに役目を終えたモノ。

本当は持っていても仕方がないものなのに、買った値段を考えるとどうしても「もったいない」って気持ちがムクムクと湧いてきます。

僕たちは、持っているものの価値を高く見積もる癖があるので余計に厄介です。

この「持っているものを高く見積もってしまうクセ」を、行動経済学では「授かり効果」「保有効果」と呼んでいます。

「まだ使えるし」「買うのにいくらかかったからもったいないし」「いつか使うかもしれないし」と思ったら、やっぱり取っておこう、となるわけです。

けれど、そういうものって実はほとんど使われません。

それじゃあ、どうすればいいんでしょう?

自分にとって大切なものだけを見極めるヒントを書いた本『エッセンシャル思考』に、こんな考え方が紹介されています。

心理学者のトム・スタッフォードは、授かり効果に対する強力な対抗策を紹介している。「どれくらいの価値があるか?」と考えるかわりに、「まだこれを持っていないとしたら、手に入れるのにいくら払うか?」と考えるのだ。(p185)

「昔買った金額を考えるんじゃなく、今の自分が買うとしたらいくらまで出すか」。

その結論が「そもそも買わないなぁ」だったら、それはもう「ときめいていないモノ」です。

他の人の意見を基準にしない

また、人の意見も関係ありません。

誰かが言うかもしれません。

「今ぐらいの歳だったら、これくらいのモノは着ないとみっともない」とか。

人との比較もそうですね。

「他の人はこれくらい持っている」とか「あの人に比べて自分は少ない」とか。

人の声ばかりを気にしていると、本当に自分が大切にしたいものが見えにくくなってしまいます。

他の人の意見を聞くのはほどほどにして、自分の心の声を聞く。

そのモノを使っていて幸せか、楽しいかを大事にしたほうがいいですよね。

過去ではなく未来、他人ではなく自分

「ときめくかどうかで判断する」を、別の言葉でいうと、

  • 過去ではなく未来を基準にする(昔買った値段を無視して、これから使いたいと素直に思うかを大事にする)
  • 他人ではなく自分を基準にする(人がどう言うかよりも、自分がモノを使っていて楽しいか幸せかを大事にする)

ということになります。

モノは選べる

よく「人付き合いは選べない」って言われますよね。

職場の上司は選べない、とか、お隣さんは選べない、とか。

確かにそう簡単には変えられません。

けど、自分が持つモノはちゃんと選べます。

自由に、簡単に。

けど、なぜか選ばないでなんとなーく過ごしていたのが以前の僕でした。

昔の自分に言ってあげたいですね。

自分のモノくらい、自分の軸できちんと選ぼうよーと。

好きなモノに囲まれる生活を始めるには、何も要りません。

ちょっと気合入れて片づければ、気持ちよく暮らすことができますよ。

▼『人生がときめく片づけの魔法』マンガ版もおすすめです。

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