モチベーション。

素晴らしい言葉です。でも、過大評価されていると感じることがあります。

例えば、毎日、読書をするという目標を掲げたとしましょう。

「いっちょモチベーションを上げてやるか!」と思っても、そう簡単に上げることができません。

さらに、何かの拍子で上がったとしても、次の問題が出てきます。

上がったものは下がるんです。初日はできたとしても、2日、3日と続けることは簡単じゃありません。もしそれが簡単にできるなら、三日坊主なんて言葉は辞書に載っていないでしょうね。

「上がったモチベーションをどうやって下がらないように保つか」といったアドバイスも、山のようにありますがどこまで効果が出ているのか私には疑問です。

 

モチベーションはコントロールできない

この問題、実は課題の設定が違っているんじゃないでしょうか。

「モチベーションはコントロールできる。どうやってコントロールするかが問題だ」

ではなくて

初めから「モチベーションをコントロールするなんてできない」という前提に立つのが、より現実的です。

すると発想が変わってきます。

モチベーションを上げようなんて考えなくなります。

代わりに、「モチベーションが低くても手をつけられるように、どうハードルを下げるか」を考えるようになるはずです。

 

博打に頼るか、準備に頼るか

「モチベーションはコントロールでき、それを意図的に下げないようにできる」と言っている人と、

「モチベーションはコントロールできない。だから、下がってもできるように工夫する」と言う人。

どちらと仕事を一緒にしたいでしょうか。

私は、断然後者です。

理由は簡単で、後者の人は「準備ができる」からです。

何事も、あらかじめ備えをしておくほうが有利になるのは当然ですよね。

 

「モチベーションをコントロールできる」という立場では、事前にできる備えは何かあるでしょうか。

モチベーションというものは保存がきかず、その時、その場所で発揮できなければいけません。

そうなると、準備はなかなかできません。

一方、「モチベーションをコントロールできない」という立場では、モチベーションが低くてもできるように、問題を細分化し、ハードルを下げていく工夫をします。

これならば、事前の準備ができます。

仕事を分解して、モチベーションが低くても手をつけやすいサイズにすればいいからです。

 

「モチベーションを自由自在に上げる」ことができるなら、何の苦労もありませんが、そんなことは不可能です。

ムリなのであれば、「モチベーションを上げる」というのは「気分任せ」と何か違いがあるでしょうか?

それよりは、「モチベーションが低い自分でも取り組もうと思えるタスクだろうか? そうでないなら、もう少しタスクを分解してみたらどうか?」と問いかけるほうが、よっぽど次に進むヒントを見つけやすいと思うんです。

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