最近、妻と話をしていて「今までどうしてもシェアできなかったことを、伝えることができた」という経験があったので、まとめておきたいと思います。

伝えることができなかったもの。

それは「信じているビリーフが現実を変える」ということ。

ビリーフとは

ビリーフというのは、自分が信じている信念。

例えば、「自分はラッキーだ」と思っているなら、それがビリーフです。

逆に、「自分には価値がない」「自分はいつも肝心なところで失敗する」「自分はいつも貧乏くじをひく」というのも、ビリーフです。

自己イメージと言ってもいいですね。

ビリーフが、現実の見えかたを変える

本当に怖いのが、一度、そういったビリーフを持つと、どんどんそのビリーフと”つじつまの合う”現実が見えてくる、という点。

例えば、「自分には価値がない」というのを信じたら、「自分には価値がない」というのを正当化するような現実が前よりも「見える」ようになってくる。

「自分には価値がない」という現実が見えたら、ますます「やっぱりそうなんだ」と思う。

以下、最初にもどって無限ループです。

これを、あれこれ説明しても伝えることができないでいました。抽象的な話ですからね。

それが、先日、思いがけない話から、分かってもらえたんです。

カラーバス効果の話をしていたら

何の話をしていたかというと、「カラーバス効果」の話でした。

カラーバス効果というのは、「意識しているものほど、関係する情報がキャッチできるようになる」という心理学の用語のこと。

よく言われるのが、こんな例です。

「目を閉じてください。さっき見えていたものの中で、赤いものはいくつありましたか?」

ほとんどの場合は、答えられません。

けれど、そこで目を開けると、パッと赤い色をしたものが目に飛び込んでくる。

「赤いもの」と意識づけされると、それが「見えやすくなる」んです。

カラーバス効果の実体験

初めて子どもを授かったとき、似たようなことを、私も妻も経験しました。

妻が妊娠をしたあと、いきなり街に、妊婦さんや赤ちゃんが「増えたように感じた」んです。

「あれ、こんなに妊婦さんって多かったっけ?」と。

それは、妻が妊娠して、妊婦さんや赤ちゃんといった存在が私たちの意識にのるようになったから、前よりもパッと目にとまるようになった、ということ。

ああ、これが「カラーバス効果」か、と実感したものです。

ここで大事なのは、赤いものも妊婦さんも、「前からあった」ということ。

前からあったのに、自分たちの意識にのっていないために、「目に入っていなかった」だけ。

それが意識にのった瞬間に、「見えるようになる」

ビリーフとは、「メガネ」である

まったく同じことがビリーフについても言えます。

同じ現実のなかから、「自分のビリーフに合うもの」が、より「見えやすくなる」

「自分は価値がない」というビリーフを持っていると、褒められたときは、「いえいえ、たまたまです」とか言って受けとらないのに、怒られたときには、「すいません。自分のせいです。本当にごめんなさい」という感じで、必要以上に大きく受けとる。

そうして、「今日もダメダメだったな」とか言って、一日を振り返る。

いや、褒められたこともあるはずなんです。うまくいったこともあるはず。

けれど、それが自分のビリーフに合っていないために、見えなくなっている。

この「ビリーフを変える」というのが、心屋仁之助さんの言う「やり方の前に、あり方を変える」ということであり、

対人関係の名著である『自分の小さな「箱」から脱出する方法』にでてくる「箱から出る」ということなんじゃないか、そんなふうに思います。

ビリーフというのは、一種のメガネ。

私たちは、現実をありのままに見ているわけではなくて、ビリーフという「メガネ」を通して見ている。

メガネが灰色だったら現実も灰色に見える。でも、もとから現実が灰色なわけじゃない、ということですね。

「思いを変えれば世界が変わる」という言葉を精神論っぽく言うむきもありますが、「ビリーフを変えれば、世界の見え方が変わる」だとすれば、まったくその通りだと思うんです。

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