ドシロウトがロジカルクッキングのレシピを作ってみたシリーズ、第ニ回です。
ちなみに前回のは、こちら。
ロジカルクッキングのレシピで、料理のドシロウトが「ハンバーグ」を作ってみた結果 | Designer’s Cafe
今回は、筑前煮!
ロジカルクッキングのレシピに忠実に作ってみて、どれくらい手間(時間)がかかったか、難易度はどれくらいか、味はどうだったかの三点について、レビューしてみたいと思います。
ロジカルクッキング流・筑前煮
味 :★★★★★
難易度:★☆☆☆☆
手間 :★★☆☆☆
味
まず、味。
これは、文句なしに「うまい!」
しょうゆ、塩、砂糖だけというシンプルな味つけで、野菜のうまみがグッと感じられます。
ごぼうってこんなに旨かったのか! 煮汁があふれてくる、しいたけ…!
鶏肉もこれまたおいしい。低温で焼き上げる鶏肉は、こんなに違うもんかとあらためてビックリしました。
ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それくらいおいしかったです。
難易度
難易度はそんなに高くないと思います。
こんにゃく、野菜、鶏肉、それぞれを別々に火を入れて、最後にまとめて味を染み込ませるという流れ。
別々に火を入れるのは、火の加減を使い分けるため。
普通、ロジカルクッキングでは強火は使わないんですが、筑前煮では使います。
使いどころは、野菜の下茹で。ここは、あえて強火を使うことで、野菜の細胞壁を壊して、味が染み込みやすくするんだとか。
鶏肉は、ロジカルクッキングのセオリーどおり、低温でゆっくりと焼き上げます。
レシピどおりに作っていて、「難しいな」と不安を感じるところはありませんでした。
手間(時間)
手間はちょっとかかりますね。
と言っても、前回トライしたハンバーグのように、一個一個バラバラに作るのではなく、まとめて煮てしまうので、量を作ったらかかる時間が伸びる、ということはありません。
どんなところで、手間がかかるかというと、
1 いろんな野菜を切るのが、多少手間。
2 鶏肉は低温調理なので、ちょっと時間がかかる。
まず、「いろんな野菜を切るのが多少手間」
これは、ロジカルクッキングに限ったことではなく、普通の調理でも同じですね。
慣れている方にしてみれば当たり前のことでしょうが、私のような料理シロウトには、食材が増えるとかかる時間がストレートに増えます。
切るのが遅いからです。にんじん、れんこん、しいたけ、ごぼう、こんにゃく、さといも、鶏肉…。
これを切っていくのに、ちょっと時間がかかりました。
これは慣れの問題でしょうね。
2の「鶏肉の低温調理に時間がかかる」
これは、ロジカルクッキング特有の手間ですね。
鶏肉の厚さにもよりますが、火が通るまで15分くらいはかかるでしょうか。
全体的に、ロジカルクッキングでも、作りやすいメニューだと思います。
作り方で難しいところもないですし、量を作るのにも大変じゃない。
しかも、ほんとおいしい。わが家では、食べはじめた瞬間に、「次いつ作るのー?」と予約が入ったくらいでした(笑)
お試しください!