「自由になりたいという気持ちから、自由になる」

言葉遊びみたいですが、最近の気づきの一つです。

どういうことか、少しまとめてみましょう。

「自由になりたい」という言葉の裏

まず「自由になりたい」という言葉が出てくる背景には、「今は自由じゃない」という認識があります。

「自由じゃない」と感じるからこそ、「自由になりたい」と思うわけです。

それ自体はすごく自然なことで、何かを頑張るモチベーションになりますし、否定してはいけないことだと思います。

ただ、この「今は自由じゃない」という気持ちがこじれていくことがあります。

「今は自由じゃない」の後ろに「だから、出来ない」「自由になったら、もっといろんなことができるのに」というフレーズがくっつき始めると、危ないんです。

「自由じゃないから出来ない」と思うと、本当に出来なくなる

一度、「自由じゃないから出来ない」と考え始めると、だんだん本当に何もできなくなっていく気がします。

人間関係をプラスの方向に変えていく秘密をまとめた名著『自分の小さな「箱」から脱出する方法』に、こんな話が出てきます。

一度、誰か他人を「こんなことをするなんて、なんてひどい人間だ」と思うと、その人からますます「ひどい行動」を引き出してしまう結果になる。

相手がひどい行動をしてくれないと、自分の言い分(「そいつはひどい人間だ」)が、正当化できなくなるし、その人がひどい行動をすればするほど、「自分の言っていることは正しい」と思えてしまうので、相手の「ひどい行動」に、よりフォーカスするようになる。

こんな話です。興味がある方は、ぜひ一度、本書を読んでみてください。

これは人間関係に限った話ではないと思うんですね。自分の置かれた環境にも当てはまるような気がします。

仕事が忙しくて時間が取れない。

休日? 家族と過ごす時間が必要だ。

一体どこに自由な時間があるっていうんだ? そんなのどこにもない。

こういった気持ちは、確かにその通りだと思うんです。実際に忙しいし、時間は足りません。

けれど、「だから何もできない」と思ってしまうと、その気持ちがさらに「自由な時間」を見えなくしてしまいます。

「忙しいから時間がなくて、できないんだ!」という自分の言い分を、自分で納得するためには、「自由な時間」が見えては困るからです。「忙しい自分」にフォーカスするようになってしまいます。

「自由になりたい」という焦りを手放す

だから、「自由になりたい」という気持ち自体は、とても大切なものだと思いますが、それがこじれて「自由じゃないから今の自分にはできることがない」となるのは、避けたいところです。

忙しいときほど、「だからできない」と簡単に片づけてしまいたくなりますが、そうしてしまうと実は目の前にあった小さな可能性、小さなできることを見逃してしまうかもしれない、と思うんです。

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