少し前の話になりましたが、サラリーマンとフリーランスのどちらがいいかが話題になったことがありました。

結局のところは、サラリーマンとフリーランスに「働き方の違い」はあっても、「優劣」があるわけではありませんので、どちらがいいかという話ではないと思います。

サラリーマンの働き方が好きな人は、サラリーマンでいるのがいいし、フリーランスのスタイルが好みの人はフリーランスを目指せばいい。

サラリーマンにはサラリーマンのメリット、デメリットがありますし、フリーランスにはフリーランスのメリット、デメリットがあります。

一概に「こっちがいい」なんて言える類のものではありませんよね。「メリットしかない」なんて選択はありえないわけですから。

でも、逆に言えば、どの道を選んでも必ず何らかのデメリットを引き受けることになりますから、きちんと選びたいものだとも思います。

サラリーマンは、(フリーランスに比べて)自由を制限されるかわりに、安定を得ています。(企業も行く末が分からないから安定しているとは言えない、という話もありますが、少なくともフリーランスよりはやっぱり安定していると私は思います)

フリーランスは、(サラリーマンに比べて)自由ですが、その分安定を犠牲にしています。収入は常に変動し、未来の保証は何もありません。

ついつい隣の芝は青く見えたりして、「いい部分」しか見えなかったりしますが、引き受けているデメリットの部分も必ずあるはずなんですよね。

何を「通行料」として払い、どこに行きたいのか

サラリーマンとフリーランスの比較の話は、分かりやすい一つの例ですが、それに限らず、「生き方を選ぶ」って「何を目指して、何を代償として払うか」なんじゃないかと思ったりします。

結局、どの道も大変な要素はある。通行料のようなものでしょうか。

先ほどのサラリーマンとフリーランスの例で言えば、サラリーマンの道は自由という通行料を払うわけですし、フリーランスの道は安定という通行料を払っています。

どんな生き方を選ぶにしても、自分は何を支払って、その結果、何を得るのか。得られるものは、自分が望んでいるものなのか。「通行料」として支払うものは、自分にとって譲ってもいいものなのか。

生き方を選ぶというのは、この質問に答え続けることなんじゃないかと思う今日この頃です。