今回は、『超光速勉強法』をご紹介します。

『超高速勉強法』は、書評ブログといったら真っ先に思い浮かぶ「マインドマップ的読書感想文」で数多く紹介されている勉強本のなかで、毎度ランキングトップに顔を出す本です。

タイトル通り「どうやって合格レベルに短い時間で到達するか」をまとめた一冊で、すぐに使えそうな具体的なTipsがいくつも紹介されています。

さっそくご紹介しましょう!

短時間のカギは、集中

『超高速勉強法』を私なりの言葉で、一言で言い換えるとすれば、「集中をいかに作るか」です。

  • 集中する時間を作る
  • 集中する教材を決める
  • 思い出す訓練に集中する

短い時間で、それなりの分量を学び、結果を出すには、「集中」が不可欠です。

あれもこれも手を出していたら、どうやったって速くなりません。絞って一気にやるからこそ、「高速学習」が可能になるわけです。

集中する時間を作る

まずは、自分が集中できる時間をどう作るか、です。

いろんな方法が述べられているんですが、いくつかご紹介しましょう。

集中力を高める方法の中で、最も簡単で効果の高いのが、この「時間設定法」だということです。締切を強制的に決めることで、意志力を補い、怠け心を封印します。自分で「締切」を決めて、「それまでに必ずやり遂げる」という強い気持ちを持つことで、集中力は嫌でも高まったいくのです。(p40)

 

きれいな環境というのが、集中には意外に大切なのです。(中略)少しでも余裕があれば、部屋の中に一つ観葉植物を置いてみてください。部屋を汚しにくくなると同時に、集中力が高まっていくことを実感するでしょう。(p53)

 

臭いは、それだけ気分に影響します。(中略)香りのエキスをデパートや専門店で買うのもよいでしょう。ですが、もっと簡単で、もっと集中力に効く方法があります。それは、ミカンやレモンなど柑橘の果物を部屋に置くというやり方です。(p52)

締切の設定と、集中できる環境づくり。まずは、テレビ、ゲーム、マンガ、Twitter、Facebook、iPhoneなどなど、集中の邪魔になるものを全部取り除いてしまいましょう。

集中する教材を決める

次に集中する教材を決めます。

試験に合格するには、つい「あれも勉強しなくては、これもやっておかなくては」と目移りしがちです。ですが、できるだけ、教材は少なくするのが集中のコツです。(p30)

 

テキストは薄いものを使う
薄いテキストは、すでにポイントのみが整理されています。その科目の基礎知識が多少なりともある人は、問題集や参考書は、できるだけ薄いものを使ってください。「あれも、これも」ではなく、「この一冊を何度もくり返す」という凡事徹底が重要です。基礎知識がない人は、サブテキスト(参照書)には厚いテキストを用意してもかまいませんが、メインのテキストは薄い方を選びましょう。「あれも、これも」では超高速勉強術はできないのです。(p92)

とにかく「薄いテキスト」をメインのテキストに用意して、その一冊を集中して繰り返す。網羅されている分厚い本は「サブテキスト」にとどめる。

思い出す訓練に集中する

最後に大事なポイントとして、「覚える」だけではなく、「思い出す」に集中すること。

勉強時間は「三〇分間を一単位」にと言いました。(中略)十五~二〇分間でおぼえ、五~十分間でおぼえたところを想起する(思い出す)のです。一般に、勉強はインプット(記憶、記銘)することだと思いがちですが、実は、それよりもアウトプット(再生)のほうが重要です。勉強時間には、「記憶する時間」と「思い出す時間」の二つが必ず含まれていなければなりません。(p64)

どんなに「覚える」に時間を使っても、それを必要なときに「思い出す」ことができなければ意味がありません。

だから「勉強時間」には、「覚える時間」と「思い出す時間」を必ずセットで含める。

勉強しても勉強しても、なかなか成果につながらない場合には、「思い出す」の時間が少ないのかもしれません。

費用対効果抜群の一冊

『超高速勉強法』はかなり読みやすいので、一時間、二時間あれば充分読むことができます。

でも、それを実践したときに節約できる時間は、もっともっと大きい。しかも、コツを一度習得してしまえば、どんな勉強にでも応用可能です。

何か本格的な勉強を始める前には、一度は目を通しておくことをおすすめします。

そうすれば、これからかかる勉強時間をグッと節約できる、費用対効果抜群の一冊です。

ちなみに、スキルの高速学習は

今回、ご紹介した『超高速学習法』は主に知識を詰める勉強で効果を発揮します。

一方、スキルを高速で身に着けたい場合には、『たいていのことは20時間で習得できる』をおすすめします。

ご興味があれば、あわせてどうぞ!