年末の大掃除に合わせて、『人生がときめく片づけの魔法』を実践してみようと始めたこのシリーズ。

本に出てくるヒントのなかで、特に次の3点を柱にして進めています。

  1. 捨てる→整理するの順番が大事
  2. 「ときめくもの」以外は、捨てる
  3. スムーズに片づけるための順番(衣類→本→書類→小物→最後に思い出品)を守る

第1回では、衣服・本の片づけ、第2回では書類・小物の片づけに手をつけ、今回は最後にして最難関「思い出品」の片づけです。

難しい思い出品の整理

片づけの順番で「思い出品」が最後になっているのは、一番難しいからです。

いよいよ最後は思い出品です。なぜ思い出品が一番最後なのかというと、捨てるという判断をするのが一番むずかしいから。(中略)でも、心配はご無用。本当に大事にしている思い出は、思い出品を捨ててもけっして忘れることはありません。(中略)私たちが生きているのは「今」です。「過去」がどんなに輝いていたとしても、人は「過去」を生きられるわけではありません。(中略)ですから、「思い出品」を残すか捨てるかの判断基準もやっぱりその思い出品を手で触って、「今、ときめきますか」なのです。(p153)

思い出品の整理というのは、本当にむずかしいものです。

思い出品を一つ一つ手にとって見ていくと、それをもらったときのことを思い出し、感謝の気持ちや懐かしい気持ちが湧いてきます。

ただ、そうしているうちに、確かに今でもときめくモノもあれば、「もういいかな」と感じるモノも出てきました。

この「もういいかな」というのは、言葉にしにくい不思議な感覚でしたが、「要らない」というより、「もう充分に気持ちを伝えてくれたな」「もう充分に役割を果たしてくれたかな」といった感じです。

もう一つ不思議だったのは、思い出品をさわりながら丁寧に整理していくと、なぜか気持ちがちょっとずつ前向きになっていきます。なぜかを説明するのは難しいですが、過去を整理していくと、自然と気持ちが未来へと向いていくのかもしれません。

思い出品は、そうポンポン捨てるものではありませんが、数年に一度は、こうした「思い出品と向き合う時間」というのも悪くない、と感じました。

片づけの魔法を唱えてみて

今回、年末の大掃除に合わせて『人生がときめく片づけの魔法』をやってみようと思い立ち、レポートをしながら片づけをしました。

『人生がときめく片づけの魔法』で一番大きな学びだったのは、「片づけは何のためにするのか」を教えてもらったことです。

それまでは、片づけというと単純に「モノを整理する」ことだと思っていました。

でも、今では「モノを整理する」ことを通じて、「今の自分が何を大切にしたいのか」を見つめなおす作業だ、と感じるようになりました。

過去の自分の価値観、理想、望んでいたものが現れているのが、今持っているモノたち。

それと向き合うことで、今の自分が何を大切にしたいのかが、あぶり出されてくるんだなぁ、と。

『片づけの魔法』は、本当に魔法かもしれません。自分探しの旅に出るよりも、自分が今持っているモノを見回してみて、片づけをするほうが、自分を見つめ直せるような気がします。

 

普段はなかなか余裕がなく、手がつかないかもしれませんが、まとまった時間が取れる年末に、片づけの魔法、唱えてみてはいかがでしょう。