つくづく不思議なんですけど、事実です。

今まで繰り返し「好きなこと」「やりたいこと」をリストアップしてきましたが、何度リストを作っても、そこには「本物」と「偽物」が混ざっているんです。

やりたいことを書き出しているはずなのに、「本当にやりたいこと」と「大してやりたくないこと」が混ざったリストが出来上がる。

その理由と対策を考えてみましょう。

「本物」と「偽物」が混ざる理由

「何を言っているんだ」と思われるかもしれません。

「好きなこと」だけをリストアップしたんだから、好きなことしか書いていないに決まってるじゃないか、と。

けれど、それは違うんです。

「好きなこと」や「やりたいこと」をリストアップしたときに、たくさんの事柄が出てきます。

その中には、「本当にやりたいこと」もあれば、「やりたいと思い込んでいること」もあるんです。

 

どうしてそんなことが起きるんでしょうか。

人間には、「人から認められたら嬉しい」という気持ちが多かれ少なかれ備わっています。けなされるほど嬉しいという人は少ないでしょう。

そうであれば、「人から認められないスキル」と「人から認められるスキル」があれば、「認められるスキル」のほうを「やりたい」と思うのは自然なことでしょう。

でも、それは、自分の心、感情が「やりたい!」とワクワクして、やりたいリストに載ったのかといえば、そうとは限りません。理屈で「やったほうが有利だな」と判断して、リストに載ったのかもしれません。

だから、「やりたいリスト」「好きなことリスト」を作ると、「感情が『やりたい!』とワクワクしていること」と「理性が『やったほうがいい』と言っていること」の二つが混ざった状態になります。

やってみて、心の声に耳を傾ける

やりたいこと、好きなことがあった場合に、これが感情から来ているのか、理性から来ているのか、これを区別する方法は、今のところ一つしか見つけられていません。

身も蓋もありませんが、「しばらくやってみる」こと。

少しの間やってみると、徐々に分かってきます。感情がこれ!と言ったことは、やっていて楽しいですし、続けるのも比較的簡単です。

でも、理性がやったほうがいいと判断してリストに入ったものは、やろうとしても手がつかなかったり、やっていても当初思っていたほど楽しくなかったりします。違和感を感じることもあります。

もちろん、そういった「やったほうがいいこと」をこなすのも大切なことですし、否定するつもりもありません。

ただ、ここで私が言いたいのは、

「好きなこと、やりたいことを仕事にしたら、想像と違った」というようなことが起きるのは、私たちは、そもそも自分の「好きなこと」「やりたいこと」を正確に分かっていないからだ、ということです。

リストを作っては、実際にやってみて、ワクワクするものと、実は違ったものを選り分けていく。そういった作業を何回も繰り返してみないと、「本当に好きなこと」を見つけることは難しいものだなぁと思います。

「好きなことを仕事にする」というのは、論争を呼びやすいテーマですが、私はステキなことだと思っていますし、そのために努力することも素晴らしいことだと思います。

でも、その前に「好きだと思っていること」のなかに、本物と偽物が混じっているということは、知っておいて損はないのではないでしょうか。

スポンサードリンク

【コーチングについてのご案内】

コーチングについて、ご興味のある方はこちらまで

新規のコーチングの受付状況

・6月:残0名

・7月:残2名

なお、その他のお問い合わせはこちらのフォームからどうぞ!