本田直之さんの著書『パーソナル・マーケティング』を読み終えました。

本の内容を一言で言い表すなら「セルフブランディングの教科書」。

この本を手に取ったのは、以前に参加した、立花岳志さんの「普通のサラリーマンが好きなことをする人に変わる!ファーストステップセミナー」で参考図書として紹介されていたのがきっかけです。

とても読みやすい本ですが、自分ブランドを構築するためのワークや、考え方のヒントが詰まっていて、「こう進めていけばいいのか!」と課題がクリアになってスッキリ。

早速、ご紹介しましょう!

 

セルフブランディングが必要な理由

会社が強かった時代には、企業が自社をブランディングしていました。(中略)それに伴い、その企業で働いている人たちにもブランドが生まれていました。つまり、具体的な仕事の内容や実績よりも、「○○商社の者です」「??銀行に勤めています」という肩書きが重視されていたのです。(中略)しかし、今や「個人サバイバルの時代」です。かつてブランドを築いたような会社も次々に立ちゆかなくなりました。(中略)そうなってくると、かつては会社がやってくれていたブランディングを、個人のビジネスパーソンが自分でやる必要が出てきます。ブランディングの主体が、企業から個人に移行してきたのです。(p9)

以前は、マーケティングやブランディングといえば、もっぱら企業がやるものであり、そのおかげで企業で働いている個人にもブランドがついていました。

まさしく「お勤めはどちらですか?」「●●商事です」「それはすごいですね」というやり取りです。

今後も、企業のブランドがなくなることはありえませんし、企業ブランドを使える立場にある人は、有効活用すればいい。

ただ、すべての人が、企業ブランドを使える立場にあるわけではありません。

では、一個人には何もできないのか?

そんなことはありません。無名の一個人でも、自分のブランドを築いていくことはできる。そのための方法が、この『パーソナル・マーケティング』です。

「無名の個人」だった私たちが、著者として世に出ることができたのはなぜか? どうやって自分ブランドを構築し、ビジネスの成果に結びつけることができたのか? 本書ではそのノウハウを初めて明らかにするとともに、皆さんが実際に、自分で取り入れることができるようなかたちでお伝えしていきたいと思っています。(p4)

自分マーケティングのルール

本書で語られている、パーソナル・マーケティングのルールは、とてもシンプルなものです。

けれど、「シンプルだから簡単か」というとそうではありません。

ポイントは、

①自分の強みをはっきりさせること

②「それは誰の役に立つのか」を徹底的に考えること

③さまざまな要素を体系立てて組み立てること。(p38)

たったこれだけのことなんですが、「実際にやる」となると深い問いです。

特に自分の強みをはっきりさせるというのは、どう手をつけていいか分からなくなるテーマかもしれません。

どこから手をつけたらいいのか分からなくなった場合には、本書に載っているワークが役に立ちます。一例をあげてみましょう。

強み発見法1:とにかく全部を出してみる

私が個人プロデュースをするときは、まず、本人にこう言います。「何でもいいから、あなたのことを全部教えてください。自分ではつまらないと思っていることでも構わないので、とにかく思いつく端から話してください」そうやってたくさん挙げてもらったキーワードの中から、「もっと詳しく聞いてみたい」「実際にやってもらいたい」と思ったもの、興味が湧いたものをピックアップしていきます。(p68)

ここでの大事な点は、「すべてを表に出してみる」ことと、「自分で判断をしない」ということ。

ブログを書いているとつくづく実感することですが、自分が「これは面白いはず!」と思って書いた記事が全然空振りで、さくっと息抜き程度に書いた記事が話題になる、なんてことはよくあります。

自分で「こんなことつまらないだろうな」という判断を勝手にしてしまうのは、実はとってももったいないこと。まずは全部を出してみることから強み探しは始まります。

強み発見法2:ロールモデルを考える

「この人のようになりたい」という自分の成功モデルを思い浮かべてみましょう。思い浮かんだら次に、「その人にあって、自分にないものは何か?」「その人になくて、自分にあるものは何か?」という2つの事柄について考えてみましょう。(p87)

「ロールモデルを考える」ときにも、一歩踏み込んで、

  • その人にあって自分にないもの
  • その人になくて自分にあるもの

ロールモデルと自分の違いを考えることで、単なる模倣ではなくて、ロールモデルとの差別化を考えるきっかけになります。

強み発見法3:過去を振り返る

私が個人プロデュースをするとき、必ず皆さんにやってもらうことがあります。それは、自分のこれまでの経験の中で「うまくいったこと」「成果が上がったこと」「人に教えられること」を100個書き出すというワークです。(p120)

他にもたくさんのワークがありますが、分量が多すぎて、そのすべてを紹介することはできません。

ただ、結局、すべてのワークに共通しているのは、「自分の持っているものをいったんすべて棚卸しする」ということ。

次に、その中から「他の人の役に立ちそうなもの」を見つけて深堀りしていくこと。

自分しか答えられない、この問題に真正面から向かい合えるかどうかが、パーソナル・マーケティングの第一歩。

パッとできる作業ではありませんが、言葉を換えれば「自分の価値を再発見する」作業。

それって、とってもステキなことだなぁと思います。

 

パーソナル・マーケティングのプロセスの中で、新しく出会える「自分の一面」を楽しみにしながら、一つずつ取り組んでいきましょう!

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