こんにちはー。夢とらしさで遊びたい、コーチ・はぎたかしです。

今回は、ミッションステートメントの書き方をまとめてみます。

自分が大切にしたいもの、なりたい姿を明文化したミッションステートメントは、「書くといい」と言われても、実際書いてみようとすると「こんな書き方でいいのかよく分からない」の典型じゃないでしょうか。

具体的な書き方となると情報が少なく、また自分のミッションステートメントを公表している人も多くありません。

なので、今回はミッションステートメントの書き方を実例を交えて考えてみます。

ミッションステートメントとは

本題に入る前に、少しミッションステートメントについて確認しておきましょう。

ミッションステートメントがこれだけ有名になったのは、自己啓発書の古典『7つの習慣』に登場するのが大きいでしょう。

ミッション・ステートメントとは、信条あるいは理念を表明したものである。個人のミッション・ステートメントとは、どのような人間になりたいのか(人格)、何をしたいのか(貢献、功績)そしてそれらの土台となる価値観と原則を書く。

ふむふむ。ちょっとお堅い文章ですよね。

では、ちょっと質問させてください。

  • あなたはどんな人になりたいですか?
  • 人生のなかで、どんなことを成し遂げたいですか?
  • あなたが大切にしたいことは何ですか?

こういった質問への答えをまとめたものがミッションステートメントです。

理想の姿、やりたいこと、大切にしていることを文章に書き起こすことで、自分の軸を明確にする。

いうなれば、「自分はこう生きていきたい」という人生の設計図を作るようなものです。

設計図があってもその通りに生きられるとは限りませんが、設計図があるのと全然ないのとではだいぶ違いますよね。

「ミッションステートメントを書いてみよう」というのは、「人生の設計図を作ってみよう」ということなんです。

書き方

それでは、早速ミッションステートメントを書いてみましょう。

1. 質問を用意する

いきなりミッションステートメントを書こう!と思っても、パッとは出てきません。

そこで、質問を使って自分の中から答えを引き出しましょう。

ミッションステートメントを作るときに、よく出てくる2つの質問をご紹介します。

1-1.『7つの習慣』

まずは『7つの習慣』に出てくるお話から。

ある(愛する人の)葬儀に参列する場面を心の中に思い描いてみよう。あなたは葬儀場に向かって車を走らせ、駐車して車から降りる。中に入ると花が飾ってあり、静かなオルガン曲が流れている。故人の友人たちや家族が集まっている。(中略)
あなたは会場の前方に進んで行き、棺の中を見る。驚いたことに、そこにいたのはあなた自身だった。これは、今日から三年後に行われるあなたの葬儀だ。(中略)
四人が弔辞を述べるようだ。最初は親族を代表して(中略)一人。二人目は友人の一人(中略)。三人目は仕事関係の人。最後は、あなたが奉仕活動を行ってきた教会や自治会などの組織から一人。
ここで深く考えてみてほしい。これらの人たちに、あなた自身あるいはあなたの人生をどのように語ってほしいだろうか。

1-2. ドラッカーが先生から問われたこと

経営学の父と呼ばれるドラッカーが、13歳のとき、先生から尋ねられた質問です。

この問いかけも、考えれば考えるほど深みがありますねー。

私が十三歳のとき、宗教のすばらしい先生がいた。教室の中を歩きながら、「何によって憶えられたいかね」と聞いた。誰も答えられなかった。先生は笑いながらこういった。「今答えられるとは思わない。でも、五〇歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになるよ」(p234)

2. 既存のジャンルを参考に軸を作る

『7つの習慣』やドラッカーの先生からの問いかけを受けて、ぐるぐると考え始めたところで、思いを言葉にしていきましょう。

決まった書き方はありませんが、自由すぎると逆に書きにくいもの。

大まかにジャンル分けして軸を作ることで書きやすくなります。

2-1. 『夢に日付を』方式

例えば、ワタミの創業者である渡邉美樹さんが提案されているジャンル分けは、以下の6つ。

  1. 仕事
  2. お金
  3. 家族
  4. 教養
  5. 健康
  6. 趣味

2-2. 「ソース」方式

また、「ワクワクすることをやってみよう」と呼びかける名著『ソース』では、次の10の軸が提案されています。

  1. 自分
  2. 家族
  3. 友人・同僚
  4. 学ぶこと
  5. 社会との関わり、社会貢献
  6. 社交
  7. レジャー
  8. 体の健康
  9. 心の健康
  10. 財政

3. 既存の軸がしっくりこなければ、自由に作る

『夢に日付を』や『ソース』のジャンル分けがしっくりくるなら、そのままで使えばいいでしょう。

けれど、しっくりこなければ、自由にジャンルを作ったり、削ったりしましょう。

「自分としてこれは大事にしたいけど、一般的なジャンルにはないなぁ」と思うなら付け加える。

「ジャンルとして書いてあるけれど、どうもしっくりこないなぁ」と感じるなら、削ってしまいましょう。

例えば僕の場合には、何回考えても「趣味」や「レジャー」のカテゴリが空欄になるので、欄そのものを無くしました。

もともとミッションステートメントは、ひとりひとりの大事にしたいものを反映させるものです。

ジャンルがしっくりこなければ、どんどん作り変えましょう。

4. 仮でも書き上げる

ジャンルを削ったり増やしたり名前を変えたりしながら書いても、最初にできる文章は「これでいいのかな?」程度のものでしょう。

最初から、「これこそ自分のミッションステートメントだ!」と確信を持てるケースは少ないはずです。

ミッションステートメントは「完成形を作る」ことよりも「書くプロセスの中で、自分の内面を見つめなおし、大事にしたいものを言葉にする」ことに意味があります。

「これでいいかどうか」「完成形としてふさわしいか」なんて気張らずに、まずは気軽に書き上げてみましょう。

5. 読み返して違和感を感じたら進化させる

どんなミッションステートメントでも、自分の大事にしたいものが反映されているなら、それが「その時点での正解」です。

けれど、半年後、一年後に読み返したときには書き換えたくなるかもしれません。

「なんか違うな」「しっくりこないな」

そんな違和感を感じたら、ミッションステートメントを進化させるとき。

自分が変化しているんですから、ミッションステートメントが変わるのも自然なことです。

少し時間をとって、何が違和感なのか、どういう言葉ならしっくりくるのか、じっくり考えながら置きかえていきましょう。

ミッションステートメントを書き換えるときには、ぜひ昔のミッションステートメントも残しておいてください。

そうすれば、ミッションステートメントの変化を振り返るだけで、自分の足跡をざっと振り返ることができて楽しいですよ。

ミッションステートメントの実例

実例として僕のミッションステートメントを掲げておきます。
ミッションステートメントの実例

まとめ

今回はミッションステートメントの書き方をまとめてみました。

ミッションステートメントを作る途中で、「どんな人生を生きたいのかなぁ」「何をやりたいのかなぁ」「何を大事にしたいのかなぁ」そんな問いかけを何度も自分にすることになります。

そのなかで、だんだん自分の軸が言葉になって立ち上がってくるのを楽しんでみてください!

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