この記事は、先日開催した広島ぶろがー会(第9回)の裏レポートになります。

表のレポートはこっちにあるので、先にそちらを読んでもらったほうが分かりやすいかもしれません。

参考:その魅力、買った!魅力即売会で自分の強みに気づく一時間半!(第9回広島ぶろがー会)

どこで、いつ、何をやって、どうだったか。

客観情報が分かるように書いたレポートが表。

一方、これから書く裏レポートは「外からは見えないもの」を中心に書きます。

私が、はぎたかしという人間が、この広島ぶろがー会で何を見ていたのか、何を感じたのか、です。

このレポートを書くきっかけになったのは、ある人との会話。

いわく「はぎさんは、リアルとウェブでのギャップが相当ある」らしい。(そんなにギャップありますかね?)

「リアルのほうがいい」とも。

その言葉自体はすごく嬉しかったんですが、同時に「一体ウェブでの印象はどんなだったんだろう…」。

喉まで出かけたところで、グッと飲み込みました。

というわけで、この記事は「お役立ち情報」ではありません。

この記事で、リアルとウェブでのギャップが埋まるのか、はたまた広がるのか分かりませんが、こんな人間が「今、夢に生きる」の中の人で、主催の一人なんだなーと思っていただけたらなぁと思います。

それでは、第9回広島ぶろがー会の舞台裏、です。

広島ぶろがー会の日のこと

広島ぶろがー会の日は、いっつも早く目が覚める。

今回は、5時30分。

早起きしようと思っているわけじゃなく。

ソワソワして勝手に目が覚める。

主催を始めてから一年近く経つけれど、当日はいまだに緊張する。

昔は、それじゃだめだ!って思っていたこともあったけど、今ではもう諦めた。

「ほんと、しゃあないなぁ」

緊張してる自分に苦笑いして準備を始める。

自分を笑ってやると、なんだか「緊張している自分を客観的に捉えている、もう一人の自分」ができて、ちょっと心が落ち着くから。

今回のぶろがー会のテーマは「魅力即売会」。

偏愛マップをベースにちょっとひねりを加えたワーク。

偏愛マップ自体はもう広ぶろで取り上げるのも3回目だから、「絶対外れない」「必ず盛り上がる」っていう信頼感がある。

1回目にやったときは、単純にすっごく楽しかった。

初めての体験だったし「好きなこと」を思い切り話せる場って、こんなにワクワクするんだ!って。

このとき「好きなことを話すと、人は目の輝きが変わる」っていうのを実体験した。

同時に「普段、好きなことを思いっきり話す場」って実はほとんどないのかも、とも思った。

参考:第5回広島ぶろがー会は偏愛マップでめっちゃ楽しい一時間半!

2回目にやったときは、実はあんまり自分のことを考えていなかった。

偏愛マップを初めて書く方が多くて、進行役として「手が止まってないかなー」って気になって。

1回目に書いたマップをそのまま流用するような感じでとりあえず形を作り、参加者の方がペンを走らせるのを見ていた。

このとき、「人のマップを見ているだけで、こんなに面白いもんか」って驚いた。

自分の中の何かが「もっとユニークな話を聴きたい」ってざわめいている。

それはきっと僕が持っている資質によるもので。

僕が、強み発見テストのストレングス・ファインダーを受けると、上位に「個別化」って資質が出る。

個別化は、それぞれの人の個性に惹かれるっていう資質。

だから逆に、一括りにする言葉にすごく違和感を感じる。

例えば、「最近の若者は」とか「団塊の世代は」とか「男は」「女は」「金持ちは」とか。

そうやって人を属性でくくるのがすごく乱暴だと感じる。

そこには「共通の傾向」はあるけれど、違いは出てこないから。

一人ひとりの違いこそ面白いのに、と。

偏愛マップには、その人のユニークさがあふれている。

めちゃくちゃ偏ってて、個性だだ漏れ。

そんなだだ漏れの個性を見ているだけで、聞いてみたいことがたくさん出てくる。話を聞いているのが楽しいし面白い。

もっとその人の「偏り」を引き出したくなってくる。

今回は3回目の偏愛マップ。さて、どうなることやら。

会場に到着して

広ぶろは10時半からだけど、いつも10時には着いてしまう。

いや、本当は10時前に着いていたりするんだけど、会場(ShakeHands)が10時にしか開かないからどうやっても10時入店になってしまう。

家でじっとしていられなくて。

最初にするのは、いつもこくちーずプロの画面を開くこと。

次にEvernoteを立ち上げること。

参加申込をしてくれた人のお名前を確認しながら、顔を思い浮かべながら、Evernoteにメモしていく。

どうやって司会進行をやろうか。何を話そうか。

この時間が一番どきどきして、いろんな思いが混ざり合う。

この人、初めてだなぁ。何を期待して広ぶろに来てくれるんだろう。

あ、久しぶりだなぁ。楽しんでもらえたらいいなぁ。

毎回来てくださって、本当有り難いなぁ。

そうやって参加者のリストを眺めていると、主催のお一人、ぞえさんが到着。

軽く打ち合わせをしながら気づく。

ん?

ぞえさんが腕につけてるの…MisfitのShine2じゃないか?

ぞえさんもMisfitなのか!

実は、最近ランニングを始めて。

自分の単純さに笑ってしまうんだけど、ランニングをスタートした途端、活動量計が欲しくてたまらなくなってしまった。

あれこれ情報収集して、Misfit Rayを予約ポチしたばっかりだったから。

Misfitの話聞きたいなーと思ったものの、他の参加者の方がいらっしゃって聞けずじまい。

残念。

広島ぶろがー会スタート

はじめは自己紹介

はじめましての人が一人でもいらっしゃれば、広ぶろのスタートは自己紹介から。

ここは絶対に自分が最初にする。

だって、参加していきなり自己紹介よろしくって振られたらドギマギするから。

自分が参加者だったら、そんなの絶対嫌だ。

だから、自分が最初に自己紹介して、他の人に考える時間ができるように、どんな内容を話せばいいかのテンプレになるように、ちょっとでもアイスブレイクになるように。

ぐるぐる考えながら自己紹介する。

ここでちょっとでも場をほぐせたらいいなぁ、と思いながら。

けど考えがまとまらなくて、”一瞬フリーズする”こともよくある。

参加者の人は、僕が話している途中に”突然止まる”ことがあるのを見たことがあると思う(笑)

偏愛マップ作り

自己紹介が終わって、偏愛マップづくりがスタート。

過去2回の偏愛マップ体験から、黒ボールペンで書く偏愛マップがすごく味気ないってのを痛感していた僕は、目の前にカラフルなサインペンがあるのに気づいて内心叫んでいた。

「ぞえさんがペン持ってきてる!やった、お借りしよ!」

それなら、自分でペン持って来いよって感じだけど、僕はサインペンの類をまったく持っていない。

使わないから。

自慢じゃないけど僕には絵心がない。絶望的にない。

天は二物を与えず、という。うん、それはいいよ。

けど、こんなに「えぐれた部分」を作らなくても。せめて人並みの絵心があればよかったのに。

ちょっとだけ恨み言を言いたくなる。

カラフルなペンを前にして選んだのは緑。

赤はちょっと強いし…青はワクワクってより落ち着いたイメージだし…緑なら、何を書いても受け入れてくれる気がして。

偏愛マップも3度目になると、項目自体はスラスラ出てくる。

けど、今回はちょっと書き方が変わる。

あとで、10,000円、5,000円、1,000円って値付けワークが入るのを意識しているから。

例えば、前は「タスク管理」ってどーんと大項目で書いてたのが、今回は「好きなことをやる」が大項目になって、その一部に「タスク管理」を書くようになったり。

タスク管理が好きなのは、やりたいことをやる技術として好きなんですって、そんな書き方になった。

あと、値付けには全然関係ないものも書く。

特に「溶けるチーズ」は必須だ。

というのは、過去に偏愛マップを書いたときになんとなく思いつきで「溶けるチーズ」って書いた。

そうしたら、その日の圧倒的MVPは他のどれでもない。「溶けるチーズ」だった。

交換する人全員に、「溶けるチーズ!」って激烈に歓迎されて、こっちが恥ずかしくなるくらい。

ただでさえ、自分の偏愛マップは面白みがないからなぁ。

ツカミはお前にかかってるんだ!今回も頼んだぞ!溶けるチーズ!(あーあ、書いちゃった。もう溶けるチーズネタ使えないなぁ…)

ただ、誤解のないようにこれだけは書いておきたい。決してウケ狙いで「溶けるチーズ」って書いているわけじゃない。

中学生の頃、お腹が空いた僕をいつも優しく満たしてくれたのは、溶けるチーズをのっけただけのトーストだったんだ。(今でも大好き)

偏愛マップ「必勝の法則」

3回の偏愛マップを通じて、僕が見つけた「必勝の法則」がある。

いや、もともと勝ち負けじゃないんだけど。

偏愛マップに書いてあるものは、全部「ここ押されたら気持ちいい」っていうツボみたいなもので、どれを押してもそれなりに盛り上がる。

けれど、その中でも特にクリティカルヒットになるツボを見分ける方法がある。

「具体的に書いてあるもの」だ。

「コーヒー」より「スタバのエスプレッソ」。

「城」より「熊本城」

具体的に書いてあるもののほうが、偏愛度が高い。

今回、初めて参加してくれたKyrieさんが、偏愛マップに「トモエリバー」って書いていた。

「トモエリバー」だけで通じる人は、かなりの文具好きか、業界の人かのどっちかだと思う。

紙の一種で、薄くて軽い、インクが裏移りにしにくく書きやすい。

ほぼ日手帳には、このトモエリバーが使われている。

だから、押してみた。

「トモエリバーなんて書く人、初めて見ました」と。

そうしたら、やっぱり出てくる出てくる。トモエリバーへの愛が。

僕も、そんな「偏愛」を聞くのが楽しい。

だから、ついつい自分の話なんてそっちのけで相手に球を投げてしまう。

偏愛マップには、コツとか難しいものは必要ないけれど、一つだけ言うなら、ぜひ「具体的なものに突っ込む!」を挙げたい。

そうしたら、きっと相手からあふれんばかりの偏愛が返ってくる。

むちゃくちゃ嬉しそうな目の輝きとともに。よくぞそこ聞いてくれました!って無言の声と一緒に。

そうやって好きなものを夢中で話していると、もっともっと話したくなってくる。

会話が「それいいね!」であふれる。

どんどん場がポジティブな空気になっていく。

あぁ、この否定されない空気感、応援しあえる空気感、これが僕は心から好きなんだなぁって。

「あーやっぱりやって良かったなぁ」って心から思った。

そんな第9回、広島ぶろがー会でした。

おしまい