中谷彰宏さんの『人は誰でも講師になれる』を読みました。

中谷さんの本は、読みやすいのでスイスイ進みますが、いや、これは本当おもしろい。

そうそう!と膝を打ちながら読み終えました。

私自身、広島ぶろがー会という勉強会の主催ですが、「その通りだよなぁ」「なるほど!」と思う箇所がいくつもあって、とっても参考になりました。

講師だけじゃなく、

  • 小さなセミナーを主催しようと思っている人
  • 定期的に勉強会のようなイベントを自分でやろうと思っている人

そんな人には最適な一冊です。

ご紹介しましょう!

『人は誰でも講師になれる』章立て

『人は誰でも講師になれる』は、講師をスタートする人のための本。

大事なことなので繰り返しになりますが、「講師をスタートする人」のための本です。

「遠い将来、講師をするために何の準備をすればいいか」を書いた本じゃない。

「今すぐ講師を始めようと思う人が何から手をつければいいか」を書いた本なんです。

1章 講師になる勉強をする10の方法
2章 講師の依頼をされる11の方法
3章 講師を依頼されたらする20のこと
4章 講師を続ける10の方法
5章 自分主催でする18の方法

特に、講師をスタートするにあたって、印象に残った5つのポイントをご紹介しましょう。

講師を始めるための5つのポイント

当たり前に価値がある

自分にとっての当たり前に、他の人から見たら「なにそれ、スゴイ」が潜んでる。

「こんなの当然でしょ」と思っていることの中に、実は講師になる種子があります。

私たちはどうしても、苦労して身につけたものに価値があると思いたがる傾向があります。

けれど、講師になれる部分を探すなら、「当たり前にやっていること」「苦労せずにできてしまうこと」を探すほうが実は近道です。

今やっていることの中で、
・自分は普通だと思っているのに、他の人から「いや、普通じゃない」って言われたことは?
・自分は、ほとんど苦労せずにできるようになったのに、他の人が習得するのに苦労していることは?

ぜひ探してみましょう!

…とは言っても、実際にはそう簡単に見つからないのも事実。

けれど、ほとんどコストゼロで見つける方法があります。

ブログを書く

それが「ブログを書く」

ブロガーを続けていると、誰もが体験することですが、自分がサクッと書いた記事ほど、あるいは「こんなこと書いてもなぁ」と思った記事ほど、思わぬスマッシュヒットを飛ばすことがあります。

一方、自分がめちゃくちゃ頑張って書いた!と思う記事ほど空振りすることも。

そう、ブログの記事を書き続けることは、自分の中に眠っている「強み」「当たり前」「講師の種子」を探す作業とイコールになるんです。

しかも、同時にこんな効果もあります。

  • 講師を探している人に見つけてもらえる
  • 依頼する人に安心感を与える

講師を探している人に見つけてもらえる

講師を探している人が、ネットを通じて検索する。

そのとき、自分のブログが上位に出てきたら「お、こんな人がいるんだ」と思うわけです。

講師を探している人に、検索を通じて見つけてもらえる。

これはとてつもないメリットです。

依頼する人に安心感を与える

それに、ブログで活動歴が公開されていると、知らない人に依頼するよりずっと安心感があります。

数記事なら誤魔化して書くこともできますが、300記事や500記事も書けば、どうやっても騙せません。

自分の人柄、興味を持っていること、どんな活動をしているのか。

ほとんど分かってしまいます。

だからこそ安心して依頼もできるんですよね。

講師だと名乗る

いよいよ講師をスタートしましょう。

まず何をするか。

講師だと名乗る。

「え、でも実績がないし…」。

それでも、まず名乗るんです。

講師にかぎらず、新しく仕事をスタートするときは、みんな実績なんてありません。

実績がなくても、「うちはこんなことをやっています」と名乗る。

それに興味を持ってくれる人が出て、仕事が生まれる。

小さな案件から始まって、だんだん実績が積み重なっていく。

実績が重なれば、自信も生まれる。

実績と自信が、さらに大きな仕事を引き寄せてくる。

この好循環が生まれます。

けれど、最初は実績がなくても名乗る、ちょっとした勇気が必要。

名刺に書いたり、ブログで講師として活動していることを宣言します。

テーマは狭く、即答する

自分が講師を探してるとして、Aさん、Bさん、Cさんに「何が話せるの?」と聞いたとします。

3人とも得意なのは、仕事術だとしましょう。

Aさんはこう答えます。

「えーっと。逆にどんなお話が聴きたいですか?ご要望に応じて何でも話せます」

Bさんはこう。

「仕事術、手帳術、時間の活用、スキマ時間の活かし方、タスク管理といったテーマで、幅広くお話できます」

Cさんはこう答えます。

「残業せずに帰る仕事術についてお話します」

さて、誰の話を聞きたくなるでしょうか。

ここで考えることは2つ。

一つは「即答」すること。

Aさんは、たぶん事前に「何を話すのか」を考えていなかったんでしょうね。

もう一つは、テーマを狭く、分かりやすく絞ること。

「何でも話せます」「幅広く話せます」では、結局よく分からないんです。

レジュメとプロフィールを用意しておく

さらには、「何を話すか」を即答できるだけでなく、「講師セット」も準備しておきましょう。

具体的には、最低限この2つ。

  • 講演内容のレジュメ
  • 自分のプロフィール(写真付き)

「講師として依頼が来てから書こう」では遅い。

レジュメやプロフィールがあるから依頼が来る。

そう中谷さんは言います。

相手も、せっかく講師を依頼しようと思っても、レジュメもプロフィールも「ちょっと待ってください」では「大丈夫かな、この人」ってなってしまいますよね。

講師としての活動をスタートさせた時点で、依頼がなくても作る。

お店ならメニューを作らずに開店するなんてありえません。講師も同じなんです。

まとめ

以上、『人は誰でも講師になれる』から、講師をスタートするためのポイントを5つピックアップしてみました。

スタートするところに絞って書評を書きましたが、本書には「講演で、満足感を高めるコツ」「講師を長く続けるための方法」「自分で主催するにはどうすればいいか」といったヒントもたくさん提示されています。

講師を志す人、イベントの主催に興味がある人にはイチオシの一冊です。

スポンサードリンク

【コーチングについてのご案内】

コーチングについて、ご興味のある方はこちらまで

新規のコーチングの受付状況

・4月:残0名

・5月:残1名

・6月:残2名

なお、その他のお問い合わせはこちらのフォームからどうぞ!