『ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。』

初めてこの本を読んだとき、自分の封印が解かれた感じがしました。

「好きなコトやってもいい!いや、むしろ好きなコトをやらずに何をやるっていうんだ!」と。

私の生き方にかなり大きなインパクトを与えてくれた一冊です。

もう少し詳しくご紹介しましょう!

「好きなことをして生きていく」の手引き書

本書『ソース』の副題は「あなたの人生の源は、ワクワクすることにある」。

私なりに内容を一言でいえば、「好きなことをして生きていくための手引き」となります。

この「好きなコトをして生きていく」という言葉を聞いたときに、どう感じるでしょうか。

「当然だ!そうであってこそ充実している!」と感じるでしょうか。

「そうしたいけど、できっこない」と感じる?

それとも「単なるワガママだよね」でしょうか?

好きなコトをして生きていくというのは、一度は誰もが憧れることでしょう。けれど、実際にそうしている人は少ない。

なぜでしょう。

「好きなコトをする」を邪魔する8つの”常識”

著者は「多くの人が誤った通説を信じていて、それが邪魔をしているからだ」と言います。

本書で取り上げられているのは、次の8つ。

  • 責任感のウソ
  • ヤル気のウソ
  • 能力のウソ
  • 上手のウソ
  • 決断のウソ
  • 妥協のウソ
  • 優先順位のウソ
  • 現実的になれというウソ

8つもあるので、全部を紹介することはできませんが、特に私の印象に残った3つをご紹介します。

責任感のウソ

まず著者は責任感のウソについて語ります。

好きなコトを仕事にしたら食べていけない。

食べていくためには世間の期待に応えなければならない。仕事をしたらイヤなことはたくさんある。

けど、みんなそれを我慢してやってるんだ。大好きなことだけをするのは無責任だ。

こんな”ウソ”です。著者は反論します。

本当の意味で、人生に責任を持つというのは、自分らしく生きることに他ならない。

人の要望に応えることに一生懸命で、自分の夢や願望を置き忘れた人生というのは、自分の人生のハンドルを他の人に握らせてしまっているのと同じ。

それが責任ある生き方と言えるだろうか。

自分自身の人生に責任を持っていない人が、他の人の人生に責任を持てるはずもない。

なぜならその人から、イライラ、怒り、恨み、不満、空しさが漂って、まわりの人たちにも伝わるからだ、と。

上手のウソ(能力についての誤解)

能力についても誤った通念があるといいます。

「高い収入を得たり社会的地位を得るには、才能や能力が必要だ」という考えです。

著者はこう反論します。

ちょっとまわりを見渡してみてほしい、と。ここは面白い箇所なので、そのまま引用しましょう。

まわりを見てください、管理能力のない管理職がいったい何人いますか? お客を怒らせる店員や、修理前よりもひどくしてしまう水道工事屋や電気修理店、誤診する医者、間違った知識や情報を与える教師や弁護士や税理士、会社をつぶす経営者たち、経済を不況のドン底に落とし込む政治家たちが、世の中にどれほどたくさんいるでしょうか。

明らかに無能な人間がプロとして働いているのを誰しも目にしたことがあるはずです。(中略)能力がないのではないかと怖れて、自分の夢をあきらめないでください(p97)

さすがに極端な書き方ですが、著者の言いたいことはわかります。

能力がないからといってワクワクすることを諦める必要はまったくない、と。

優先順位のウソ

さらには、優先順位についてもウソがあると言います。

優先順位の必要性を説く人たちは、自分にとって一番大事なことから順番に優先順位をつけ、リストの一番上から実践するようにと教えます。(中略)しかし、こういうやり方をすると、リストの最後まで実行する時間はまずありません。ところがたいていの場合、リストの最後にあるのが一番楽しいことであり、心を満たしてくれることなのです(p116)

もう読みながら首をぶんぶん振るくらい同感。

著者は「優先順位はつけるな。私たちは多面的な存在なんだから、一つのワクワクに取り組むだけでは本当に充実した人生を送ることはできない。ワクワクすること全部を同時に実行していく必要がある」と語ります。

ワクワクを実行に移す方法

「誰もが信じている8つのウソ」と題して、好きを実行するのに邪魔になる”誤解”を解いたあと、著者はワクワクを実行するための方法論を語ります。

おおまかにまとめると、次のようになります。

  • ワクワクをすべて書きだそう
  • すべてのワクワクに「小さな一歩」を設定して、同時に実行しよう
  • ワクワクに同じだけの情熱を傾けよう

本の中では「ワクワク」を見つけるための質問リストや、ワクワクと憂さ晴らしの違い、小さな一歩の具体例など、ヒントが盛りだくさんです。

自分らしく生きたとき、相応しいものが現れる

こうして、ワクワクを実行して、自分らしく生きたときに何が起きるでしょう。

著者は、「自分らしく生きたなら、それに相応しい人、仕事、パートナーと巡りあうことができる」と語ります。

ワクワクの道を歩き始めると、人はおもしろい現象にぶつかります。あなたの夢を邪魔する人がだんだんまわりから消えていくのです。代わりに、あなたと同じようにワクワクの道を歩いている人たちが集まってきます。(p213)

 

仕事を辞めさせられることはあっても、ワクワクにあふれた情熱的な人生から解雇されることはないのです。これがソースにおける職業の定義です。気に入る仕事を探す必要はもうありません。あなたにぴったり合ったワクワク人生を築き上げれば、仕事は向こうから自然にやってきます。(p191)

「そんなに上手い話があるもんか」と以前の私なら思っていたことでしょう。

けれど、ここ半年ほど、「ワクワクを実行に移す」ことに取り組んできた私には、著者の言うことに共感できる部分が多くなってきています。

ご興味のある方は一度お手にとってみてください。

たった一冊の本が、今まで信じられなかった「好きなコトをして生きていく」世界への扉を開いてくれるかもしれませんから。

また、ブログ「単純作業に心を込めて」の彩郎さん(@irodraw)も、『ソース』の書評を書いておられるので、そちらもぜひどうぞ。

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