今回はブログ運営のなかで、よく議論が起きる「量と質」問題を考えてみたいと思います。

「更新頻度が大事なのは分かっている」

「記事の質が落ちてしまうとよろしくない」

この二つの間で、板挟みになってしまうケースがあるように思います。

私もずいぶん悩みましたが一年間ブログを運営してきて、今の結論は「よほどスカスカの記事でないかぎりは、頻度を高めたほうが上手くいく」というものです。

と言っても、最初からそう思っていたわけではありません。初めの頃は、「質を落とさないように」ということを意識して、量は「無理のない範囲で」と思っていたんです。

この一年のあいだに、私に起きた変化に触れながら、「量を更新すると質が落ちてしまわないか」という不安に対して、今の自分が思うことを書いていきましょう。

質を判断するのは誰か

質を判断するのは自分じゃない

まず、よく使われれる「質の高い記事」という表現ですが、これってそもそもどういう記事のことでしょうか?

ブログの書き手が自信をもって投稿できる記事のことでしょうか?

ちがうはずです。

記事の質を評価するのは、読者以外の誰でもありません。

Googleが評価するという話もあるかもしれませんが、Googleだって結局、読み手のニーズにあう記事を検索で上位に表示させようとしているので、結局は「読者が判断する」と言い切っていいと私は思います。

そう思うと、一言で「記事の質」と言っても、それを測るのは恐ろしく難しいことになります。というより率直に言って「ムリ」でしょう。

記事の質というのは、読む人によって、かなり評価が分かれます。それでも大勢の人が見ることによって、「評価の平均」というのがなんとなく出てきます。

結局は投稿してみて、市場に出してみて、人気がでるかどうかを観察しながら、自分のスタンスを修正していくしか手がないように思います。

出して初めて「質」が分かる

自分にとっては質の高い記事が、市場に出してみたら人気がない。逆に自分では質が低いと思っていても、「それこそが知りたかった!」と思う人もいます。

最近、特にそのことを痛感したのは、この記事です。

Googleアナリティクスの基本の見方 – スキナモノート
この記事が400を超えるはてなブックマークをつけて、Facebookで350シェアされるというのは、Googleアナリティクスを日常的に使っているブロガーからしたら、「え?」だったでしょう。

アナリティクスをすでに使っている人にとっては当たり前のような、「基本のキ」の用語を解説した記事でした。しかも画像もなく文字だけ。

けれど、それへの市場の答えは、上記に書いた通り、はてブ400以上です。

市場の答えは絶対です。市場を自分の好みに合わせて変えるなんてことは不可能なので、自分の考え方を変えるしかありません。

市場に委ねる

質を測るのは市場であり、自分ではないということ。

市場に測ってもらうには、世に送り出してみる、つまりは投稿してみるしかありません。

だから、質の問題を不安に思って、投稿をやめてしまうとか、先延ばしにしてしまうというのは、実はとてももったいないことだと思います。

量質転化を早くする

もう一つ、質よりも量にこだわったほうがいい理由は、いわゆる「量質転化の法則」です。

量をこなしていると、それが質の高さに反映してくる、という法則。

これは私も強く感じています。

以前は、ブログの記事を一本分を書くのに、1時間くらいかかっていました。

今では、20分くらいでしょうか。

けれど、記事の質(と言っても測るのは難しいので、ここでは記事に含まれている情報量という意味で使います)が落ちているかと言われたら、逆です。

一本の記事に含まれている情報量は増えていると感じます。

同じことを何度も繰り返したら、ラクにできるようになるんです。

量にこだわったら、はじめの頃「質が落ちてるんじゃないか」と自分では感じるかもしれません。

ただ、それが本当に「質が落ちている」のか「自分が思い込んでいるだけ」なのかは、投稿してみないと分かりません。

また、仮に本当に質が落ちていたとしても、量を書くようにしていれば、量質転化が働いて、結局、記事の質が上がってくることになるでしょう。

まとめ

「最初から質を追い求めると量をこなすことは難しいけれど、量を追い求めると、結局、質も手に入る」

これが量、つまり更新頻度にこだわるべき理由ではないでしょうか。