「これをやってみよう」と思っても、なかなかすぐには始められないものです。

タスク管理を始めてから、今に至るまで先送りの悩みは消えません。

理性的に考えればやったほうがいいタスクなのに、先週の自分は「これがやりたい!」と思ったのに、いざ実行するとなったら、自分の中の面倒くさがりな一面が顔を出して、先送りしてしまうことがあります。

ですが、今まで記録を取りながらタスクを先送りしてきたおかげで、特徴をつかむことはできてきました。

「先送りしやすいタスク」と「しにくいタスク」は明らかにあります。

しかも不思議なことに「やりたいかどうか」よりも、「面倒くさいと感じにくいかどうか」の影響が大きいんです。

今回は、その違いを考えてみることで、「先送りしやすいタスク」を少しでも「先送りしにくいタスク」に変えることができないか、考えてみることにしましょう。

先送りしにくいタスクの作り方

手順が明確

先送りしにくいタスクは、「いつ」「どうやるか」が決まっている。
先送りしやすいタスクは、「いつ」「どうやるか」が決まっていない。

「これをやろう」と決めても、なかなか実行できません。

何をやるかだけではダメなんです。

例えば、「運動の習慣を身につけよう」と思っても、実行するのは至難の業。

一方「いつ、どういった手順でやるのか」までハッキリ見えているタスクは、先送り率が下がります。

特に大事なのは「手順」。どうやってやるのかがイメージできないタスクは、面倒な気持ちがムクムクと湧いてきて先送りになりやすいです。

何を、どういった順番でやるのかまで明確にすると実行率が上がります。

かかる時間が手頃

先送りしにくいタスクは、時間的に手頃なサイズ。
先送りしやすいタスクは、時間的に軽すぎるか重すぎる。

先送りしにくいタスクは、時間的に「手頃なサイズ」です。

経験的には、15分や20分くらいのタスクであれば、グンと実行率が上がります。

実行するのに40分や60分かかるようでは大きすぎるので、もっとタスクを細分化することをおすすめします。

終わりが明確

先送りしにくいタスクは、終わりが明確に見えている。
先送りしやすいタスクは、終わりが曖昧になっている。

先送りしやすいタスクの一つに「終わりが曖昧なタスク」があります。

私の場合には、「●●について情報を集める」といった「調べものタスク」がこの典型でした。

こうした場合には、「とりあえず10分」と時間で切ってしまう方法もあれば、「Googleで出てきた上位5つのサイトを読む」といったように量を決める方法もあります。

いずれにせよ「こうしたら終わり」というのをハッキリ決めておかないと、「まとまった時間ができたときに…」といって先送りしやすくなります。

すぐ取り掛かれる環境

先送りしにくいタスクは、取りかかりやすい。
先送りしやすいタスクは、取りかかること自体が面倒くさい。

これも大事なポイントです。「やろう」と思ったときに、スッと取りかかれるタスクは、先送りする確率がかなり下がります。

同じタスクでも、始める前にワンクッション入ってしまうようなモノ、たとえば、「あの資料どこにあったっけな」というようなことがあると、途端に「探すの面倒だから今度にしよう」なんてことになりかねません。

自分のヤル気をコントロールするのは不可能です。

けれど環境を整えることはできます。

たまたま自分のヤル気が上がった瞬間に、すぐに動けるように整えておくこと。取りかかるハードルを限りなく下げておくこと。必要なモノがそろっていること。

これも、先送りを防ぐ大事なポイントです。

「合理的な先送り」もアリ

ここまで、いかにも「先送りは悪だ」という感じで、先送りを防ぐ方法を書いてきました。

でも、本当はそうじゃない。

時間には限りがあるので、現実的に処理しきれないタスクを抱えた場合には、当然、先送りするタスクが出てきます。

先送り自体は悪いことではありません。

問題なのは、先送りするタスクを「ミスチョイス」してしまうこと。

どのタスクを先送りするかを、締切や処理にかかる時間といった要素から、合理的に判断できればいいんですが、それはなかなか難しく、どうしても「面倒くさいと感じたタスク」を先送りしてしまいがちだ、ということです。

 

今回あげたいくつかの特徴も、一言でまとめれば「面倒くさいと感じさせる要素」に他なりません。

「面倒くさいものを先送りする」ではなくて、もっと根拠のある、上手な先送りができるようになりたいですね。

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