準備。

一般的には「大切なもの」「欠かすことのできないもの」と考えられています。

異議を唱えるつもりはありません。

確かに、準備は大切です。

しかし、それには条件があります。その条件を考えることなく、漫然と「準備」を始めてしまうと、単なる「やらない言い訳」に化けてしまうこともある、と感じています。

 

準備がプラスになる2つの条件

準備がプラスに働く条件は、次の2つではないでしょうか。

「本番の始まり」(つまりは、準備の終わり)が明確に決まっている
「何が整ったら、準備が終わったと言えるのか」に答えられる

この2つを満たさないとき、準備というのは、プラスよりもむしろマイナスに働いてしまう。ひどいケースは、単なる時間の無駄になってしまうこともあります。

 

「本番の始まり」(準備の終わり)が明確に決まっている

いつまでに準備を終えなければいけないのか。

これが明確に決まっていない準備は、とても危険です。

仕事であれば、終わりが明確に決まっていないというのは少ないでしょう。第三者が絡めば、必ずその人との約束が発生しますから、「いつまでに」というのは自然に決まります。

問題は、誰とも期日の約束をしていない準備です。

最たるものは、個人の目標でしょう。自分の人生をどんなふうに生きたいか、そのために何をしなければいけないか、そんな目標は期日が決まっていません。

例えば、「ブログを始めてみよう」と決意したのはいいにしても、「開設の前に、準備として情報収集をしよう」と思い立ったまま、いつまでも「準備」で一向にブログを開設するところまでいかない。

「ジムで運動をしよう」と思っても、準備で「どのジムがいいのか調べてみよう」と考えたまま、いつまでも準備が終わらない。

どれも私の体験談でしかありませんが。

これは結局、「準備」という便利な言葉を隠れ蓑にしているだけで、実質は「やらない」という選択に他なりません。

 

「何が整ったら、準備が終わったと言えるのか」に答えられる

他にも「何が整ったら、準備が終わりなのか」が曖昧なままのケースもあります。

先ほどの例で、ブログに関する情報を集めるとしても、何の情報が必要なのかよく分からないまま、ぶらぶらとネットサーフィンを繰り返しても、結局準備が終わったのか、終わってないのか、よく分からない状態になってしまいます。

準備をするときには、「これを知りたい」「これを終わらせたい」という明確なリストが存在することが不可欠です。

もし情報不足でリストが作れないなら、まず「最低限、何を知る必要があるのか」「最低限、何を終える必要があるのか」のリストを作るところから、準備をスタートしたほうがいいと思います。

終わりが明確でない準備は、「まだ準備終わってない(気がする)し…」と、本番を始めない言い訳になってしまいがちではないでしょうか。

 

その「準備」は「明日から本気出す」と違う?

今回は、準備について、少し考えてみました。

準備というのは、プラスのイメージがあるので、隠れ蓑になりやすいですが、きちんと条件を満たした上で使わないと危険です。

「準備してから始める」と言っても、「明日から本気出す」というのと、ほとんど同じ意味になってしまうかもしれません。

「準備がまだできていないから」と思ったときには、それが「始めない言い訳」になっていないか、要注意です。

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